こんにちは。
皆さんは「ドメインって何?」「DNSって何?」と言われて明確に解答することが出来るでしょうか。
もしWEB制作に関わっている方であれば、これらの用語を正しく理解しておくことが大切です。
何となくわかっているけど分かっていないような気もする。明確には答えられないかも・・・
という方も
ハッキリ言って全然分からない
という方にも分かりやすくお伝えした記事となっていますので是非ご覧ください。
ドメインを変えずにサーバーを変えた場合、DNSの切り替えはどこで行う?
そもそもドメインとは?
ドメインは、IPアドレスを人間にとって理解しやすいように作られた文字列のことです。
「www.google.com」「yahoo.co.jp」といったもので皆さんも馴染みがありますよね。
これらの文字列の事をドメインと呼びます。
ドメインにはIPアドレスの説明が切り離せない
そして、ドメインを説明するためにはIPアドレスが切っても切り離せないものです。
IPアドレスとは
WEBサイトを特定するために必要な電話番号のようなもの
このIPアドレスは「111.222.333.444」といったように数字の羅列となっており、このIPアドレスはウェブサイトごとに違います。
例
・AというサイトのIPアドレス・・・「123.456.789.012」
・BというサイトのIPアドレス・・・「346.453.876.932」
といったように異なる数字の羅列を組み合わせることで、ウェブサイトごとのIPアドレスを設定しているわけです。
IPアドレスをいちいち覚えるのは大変
とは言っても人間がIPアドレスをいちいち覚えるのは大変ですし混乱してしまいそうですよね。
あのサイトのIPアドレスは「545.333.799.647」だったっけ?・・・ああ違う!
となるのは目に見えています。
そこで登場するのがドメインです。
ドメインはIPアドレスを人間が分かりやすいように変換したものとお考え下さい。
もう一度言いますね。
ドメインはIPアドレスを人間が分かりやすいように変換したものです。
ドメインはIPアドレスと違って任意の文字列をある程度自由に命名する事が出来、パッと見て人間が認識しやすいものとなっていますよね。
ドメイン⇔IPアドレスを変換するのがDNS
そして、ドメインとIPアドレスを変換してくれるのが、DNS(Domain Network System)と呼ばれるサーバーです。
パソコンやスマートフォンで皆さんがドメインを入力してEnterを押すと、「このドメインはどこのウェブサイトのIPアドレスですか?」とコンピューターがDNSに聞きに行きます。
そして、DNSが「このIPアドレスだよ」とIPアドレスを渡してくれます。
こうして閲覧したいサイトのIPアドレスを特定することが出来、私たちはウェブサイトを閲覧することが出来ている、というわけです。
ドメインという人間が分かりやすい言葉をIPアドレスというコンピューターが分かりやすい言葉に変換してくれているのがDNSなんですね!
そうです、DNSは奥が深く突き詰めていけば分厚い本が1冊出来てしまうほどなのですが、まずはこういった概要の理解を押さえておくようにしましょう。
まとめ
では本記事の内容を以下にまとめます!
本記事のまとめ
・ドメイン→IPアドレスを人間にとって理解しやすいように作られた「www.google.com」のような文字列のこと
・IPアドレス→WEBサイトを特定するために必要な電話番号のようなもの。
・DNS→IPアドレスとドメインを紐づけるコンピューター(サーバー)のこと
聞きなれない言葉なので最初は「?」が浮かんでしまいますが、理解してしまえばなんてことない言葉ですね。
DNSは奥が深く、DNSをテーマにした書籍も出ていますので、興味のある方は是非手に取ってみて下さい。