[この記事は2024年4月6日に更新しました]
転職活動するの疲れたなあ。中々内定もらえないし、先が中々見えないよ。
こういう状況ってどうやって打破したら良いんだろうなあ。
今回は上記のようなお悩みや疑問にお答えします。この記事を書いている僕は企業で面接官を5年間務め、自身も2回転職した経験があります。
転職活動って率直に言って疲れますよね。
書類作成に企業研究、面接対策に面接本番。
用意することや準備することばかりです。面接本番は緊張もしますし、不採用だと気分も落ち込み余計疲れる・・・。
そういったことが続くと人間は疲れてしまいます。
今回の記事ではそんな時どうするか、転職活動を好転させるための方法と併せてご紹介していきます。
この記事でわかること
・転職活動で疲れた時の対処方法がわかる
・転職活動を好転させるための方法がわかる
>>「リクルートエージェントってどうなの?」メリット・デメリットは?
転職活動で疲れたらやったほうがいいこと6選
ポイント
・転職活動に疲れたらまず休む
・応募数を見直す
・企業に求めるものを見直す
・自己分析を見直す
・書類・面接対策を見直す
・転職エージェントに相談する
上記の内容について深堀していきましょう。
転職活動に疲れたらまず休む
まず、転職活動に疲れたらしっかり休みましょう。
人間の体力やストレス耐性には限界があります。そしてその耐性には個人差がありますよね。
もう疲れたよ・・・
と感じるのは体や心からのサインです。
そのまま無理をしていると、体を壊す可能性があります。決してそのサインを無視しないでください。
僕自身も1ヶ月に何十社も受けて精神的にかなり疲れてしまい、転職活動中に体調を壊してしまったことがあります。
肌荒れや頭痛がしょっちゅう続いていました。
今思えばあの時はかなり自分を追い込んでいたと思いますし、しっかり休んでおけばよかったなと思います。
疲れてくると「疲れてるように見える」
これはある種当然ではあるんですが、疲れていると面接などでも疲れてるように見え、相手にもそのような印象を与えてしまうことがあります。
当然ですが、人間は休息が必要な生き物です。
特に現職で働きながら転職活動をしていると時間が無い中転職活動をするため、どうしても睡眠時間などを削りながらの転職活動となります。
土日なども面接が入ってゆっくり休むことも出来ません。
そういったことが蓄積していくと知らず知らずのうちに疲弊していってしまいます。
そうすると上手くいくものを上手くいきません。自分自身のポテンシャルを100%発揮出来ないからです。
転職活動は第一印象が凄く重要ですよね。
自分自身も面接官をしていたことがありますが、正直第一印象で7割は合否を決めていたように思います。
応募数を見直す
転職サイトを使って応募する方が多いと思いますが、何社くらい応募されていますでしょうか。
例えば今までと同じような業種や職種であれば経験などもあるためそこまで多くの応募数は必要ないかもしれませんが、未経験からの転職であればそれなりの応募数が必要になってきます。
目的は「内定を勝ち取ること」なので、そのためには何社応募しても構いません。
営業職などであれば10人の顧客に営業してダメなら20人、20人に営業してだめなら30人というように泥臭く営業していくことが大事ですが転職活動も同じことが言えます。
転職活動は「自分という商品」を相手に売り込む活動だからです。
転職活動がうまくいかない場合、そもそも応募している母数が少なすぎる場合はがあるため、今一度見直してみてください。
数打って当たればいいものではないのですが、そもそもの母数を増やすことは内定を勝ち取るためには重要なポイントです
企業に求めるものを見直す
企業に求めるものが多すぎたり、理想が高い場合も転職活動は難しくなります。
・休日日数
・勤務時間
・業務内容
・福利厚生
などなど。
挙げればキリがありませんが転職先に求めるものはどうしても多くなってしまいがちですよね。
もちろん少しでも自分にとってメリットのある内容であることに越したことはありませんが、「完全に合致する意中の相手」というのはほとんど見つからないと言って良いですし、そこを探し続けると転職先は永遠に見つからないと思います。
どんな会社であっても完璧であるはずはなく、何かしらデメリットもあるものです。
実際、転職前にその会社の全てが分かることは不可能に近いのではないでしょうか。
転職後に「話と違う!」「聞いてないよ!」というのは大小関わらずあったりするものなので。
そのため、「ここだけは譲れない!」というポイントを1つか2つ絞り、広く応募することが重要です。
そのポイントは人によって変わると思いますが、「多少給力が低くてもやりたい仕事!」という方や「給料は絶対これくらいはほしい!」という方もおられると思います。
その絶対譲れないポイントを押さえておき、ある程度幅を持たせて求人を見るようにすると良いですね。
自己分析を見直す
自分の性格や強みや弱み、好きなこと、嫌いなこと。
今までどういった事を大切にしてどう生きてきたか、これらを分析する事を自己分析と言いますが、転職活動が上手くいかない場合自己分析が甘くなっている可能性があります。
自己分析が甘いと「どういった企業で働きたいのか」「自分の良さは何なのか」、といった転職活動をする上で重要なポイントがあやふやになってしまうからです。
自己分析が出来ている人ほど自分の目標や目的が明確で自分の強みや弱みを把握しています。
そしてそんな人ほど、面接で明確に回答出来たり、自信を持って面接に臨むことが出来るものです。
もし自己分析が苦手な方は以下の書籍を読んでみることをオススメします。
上記の「メモの魔力」の巻末には自己分析1000問シートというのがあり、この自己分析シートを使えば自分とは何者かを明確に出来ます。
もし自己分析が苦手だという方は是非参考にしてみてください
書類・面接対策を見直す
転職活動で使う書類は主に
「履歴書」
「エントリーシート」
「職務経歴書」
などですよね。
他にも転職サイトで使用するプロフィールの文章なども立派なWEB書類の一つです。
こういった書面はあなたの分身となるものなので、しっかりと作り込みましょう。
また、企業ごとの面接対策準備は内定を勝ち取るうえで欠かせません。
自己紹介はもちろんですが、
・企業の理念
・事業内容
・企業の強み
・社長の名前
・逆質問を2,3個
最低でも上記のポイントは押さえておいたほうが良いですね。
基本的には「ホームページで分かる情報は隅から隅まで見ておく」というのが面接対策のセオリーです。
逆質問時の注意
逆質問をする際はホームページに載っていない情報を聞くようにしましょう。
なぜなら「それはホームページに載ってるんだけどな・・・」と思われ、挙句の果てには「ちゃんとホームページを見てないんだな」と思われるかもしれないからです。
面接は少ない時間で相手に好印象を与える必要があるため、こういったところでマイナスな印象を持たれるのはもったいないですよね。
そのためあらかじめ企業のホームページを見ておくことは面接対策の必須内容になります。
転職エージェントに相談する
もしこういった対策が一人で難しいと感じる場合、転職エージェントを利用するのも一つの手です。
自分で抱え込むより人に相談した方が早いことは多いです。
今悩んでいる悩みもスッキリ取り払ってくれるかもしれません。
転職エージェントは文字通り転職活動のプロなので、こういった問題を親身になって解決してくれます。
僕はリクルートエージェントを使って転職したんですが、資料作成から転職先までかなりお世話になりました。
当時、僕は転職サイトを使って応募していましたが、中々内定が決まらず、苦しんでいたところ、転職エージェントに相談したらすぐに転職が決まりました。
転職エージェントの中には非公開求人などもあり、世の中には出ていない求人も多数あります。
リクルートエージェントについて詳しく知りたい方はこちら。
行き詰まったらインプットしよう
転職活動に行き詰まったら休みつつ、インプットもしてみましょう。
オススメの方法はやはり読書や動画です。
読書をすると自分の中に無かった考えを知れるのはもちろん、成功している先人の知恵をもらうことが出来ます。
特にオススメなのは以下の書籍です。
伝説のマーケターと言われる森岡毅さんの「キャリア」についての書籍です。
就職や転職で大事にするべきことはもちろん、ご自身のキャリアで本当に大変だった時のことを赤裸々に告白されていて、すごく胸に刺さります。でもなぜかすごく勇気付けられるんですね。
転職活動で行き詰まっている人には是非読んでいただきたい1冊です。
もし転職活動が上手く進んでいない状況で、なぐさめてもらいたい人にはオススメしません。
この本は転職の鬼と呼ばれる著者が厳しくも熱く、かつ効果的な転職に関する知恵を授けてくれます。
書いていることは実践的で為になることばかりだったので、1冊持っておきたい本です。
動画は以下の方の動画は目を通しておきましょう。
メガネ転職コンサルさんの動画は転職活動をする上でかなり勉強になる動画が多いので是非チェックしておくことをオススメします。
休みつつ、改善していこう
転職活動は長期戦となる場合が少なくありません。
特にコロナ禍では転職活動が中々進まない人も多く、転職自体が難しいと言われています。
そのため、ある程度長期戦になることを覚悟しつつ、余裕を持った転職活動をしていくことをオススメします。
その上で疲れたら休みつつ、改善していくことが転職活動の成功につながると思います。
それではまた次の記事でお会いしましょう。