転職

転職の面接時に待遇を確認することは失礼?条件の交渉はしてもいい?

2022年3月29日

しの

はじめまして、しのです。 WEBデザインやプログラミング、SEO、ブログ術に関する記事を主に書いています。 ブログの月間PVは約40000PV、月間収益は5桁です。 SEOで検索上位1位を約50件獲得(2024年6月時点)。

悩む人

転職を考えているけど面接のときに待遇の確認をすることは失礼にあたるのかな。条件の交渉とかもしてもいい?誰か教えてー!

本記事では上記のような疑問やお悩みを解決します。この記事を書いている僕は企業で面接官を5年担当し、自身も転職を2回しました。今回はその経験を基に実体験で書いていきますので参考になると思います。

しの

転職するとなると色々な面が心配になりますよね。

「どんな業種、職種なのか」
「勤務地はどこなのか」
「給与や休み、肩書などの待遇はどうなのか」

などなど。

中でも給与面は転職する際も重要なポイントだと思います。

ただ、「面接時に給与面を確認することは気が引ける」と思う方もいるかもしれません。

僕自身2回転職を経験し、面接も150回ほど受けた経験があります。また、以前の企業では面接官を5年間務めておりました。

そのため今回はその経験を基に実体験で書きました。

参考になると思いますので是非ご覧ください。

転職の面接時に待遇を確認することは失礼?条件の交渉はしてもいい?

結論から言うと全く失礼ではありません

むしろ「入社についてちゃんと検討してくれているんだな」という好印象を抱くこともあるくらいです。

「待遇面は聞きづらい」ということは企業側も理解していることが多く、それでも聞いてくるということはその企業に少なからず入りたい、興味を持っているということにもなるからです。

気を付けるべきことがあります

ただ、念のため空気は読んでおきましょう。

面接を受けてみると分かりますが、「あ、これは好感触だ」と思う時もあれば「全然だめだ、多分落ちる・・・」と途中から思ってしまうような面接もあります。

もし後者のような場合、よっぽど状況が好転するか、雰囲気が変わらない限りは慎重に言葉を選んだ方が良いかもしれません。

もちろん「全然だめだ」と思っている面接でも受かることがあるためあらかじめ条件面の確認はしておいて損は無いのですが、状況によっては余計に空気が悪くなることもあるため慎重に聞くに越したことはありません。

面接官も人間です。

すこし遠慮がちに聞くと、相手が悪い印象を抱くことも無いはずです。

条件と面接での印象は別もの

次に面接官側の話をします。

ぶっちゃけ僕が面接官をしていた時に感じたことですが、条件と面接での印象は別ものです。

条件は企業側から事務的に伝えるべきものでもあり、聞かれたとしても「そうだよね、気になるよね」くらいにしか思っていませんでした。

なので条件に関しては聞かれなくても伝えるようにしていたくらいです。

むしろ、企業側としては「後から条件面で辞退される」というのはかなり面倒なんですね。

企業側は時間も労力もかけて良い人材を探すために必死で採用活動を行っており、少しでも効率的に採用を進めたいと思っています

そのため、企業側からすると条件をしっかり伝えたうえで、問題なければ次のステップ(二次面接など)に進んでもらいましょう、と考えていることが多いと思います。

このように条件はあくまで事務的な内容なので質問に対する回答に対する印象とは別モノと考えています。

待遇の交渉は内定獲得後がオススメ

ここまでは待遇の確認についてでしたが、次は交渉についてです。

率直に言うと内定獲得後に企業と交渉することが一番スマートな方法といえます。

企業によっては「処遇面談」といって、待遇について面談を設けてくれる企業もあるためそういった機会を活かして交渉してみても良いと思います。

転職先の企業の平均賃金を調べる

では具体的にどう交渉をしてくかですが、まず転職先の企業の平均賃金を調べてみましょう。

今では転職に関する情報サイトや四季報などで調べると参考になる資料が出てくるはずです。

そこで余りにも企業の平均とかけ離れている場合、確認も含めて交渉してみると良いと思います。

自身の実績を伝える

今までの多数の実績や経験を活かせる同業者や職種であれば、自分の実績を伝えることでも条件面の引き上げを図ることが出来ます。

僕の知り合いで「これだけの成果を上げる事が出来るのでこれくらいの給与を頂けないか」と交渉して給料アップを勝ち取った人もいました。

注意点としては、ただ単に「給料を上げてほしい!」では企業側も納得出来ないため、企業側が「それなら条件を良くしてでも入社してほしい」と思うような理由を用意するようにしましょう。

転職エージェントを通せば簡単に確認や交渉ができる

「そうは言ってもやっぱり聞きづらい」という方には転職エージェントがおススメです。

なぜなら転職エージェントを通せば簡単に確認や交渉が出来るようになるから

僕は2回ともリクルートエージェントを使って転職したのですが、以下のように条件面の確認をしてもらうことが出来ます。

こちらは実際にリクルートエージェントから届いた条件面の確認に関するメールの内容です。

リクルートエージェントからのメール

上記については確認のみですが、必要であれば交渉することも可能。

僕は実際交渉で規定から5万円上げてもらったことがあります。

年齢や家族がいることも考慮してご配慮いただいた形ですが、自分の状況から正当な理由を伝えれば企業も検討してくれるはずです。

疑問を持つ人

リクルートエージェントってそんなにいいの?

という方には以下の記事で詳しく解説していますので、ご覧ください。

「リクルートエージェントってどうなの?」気になる評判やメリット・デメリットは?

続きを見る

まとめ

転職に伴う条件の確認を行う事は特に失礼に当たる行為ではありません。

むしろ双方でちゃんと条件の確認をしておくことで認識の違いが無くなりスムーズに転職活動を進められると思います。

場合によっては交渉も可能です。自分の実績や経験、環境などを加味して希望を伝えてみるのも一つの手です。

ただ、「自分では言いづらい、どう思われるか心配だ」という方は転職エージェントを使ってみることをおすすめします。

というわけで本日の記事は以上です( ͡° ͜ʖ ͡°)

いつもお読みいただきありがとうございます。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

しの

はじめまして、しのです。 WEBデザインやプログラミング、SEO、ブログ術に関する記事を主に書いています。 ブログの月間PVは約40000PV、月間収益は5桁です。 SEOで検索上位1位を約50件獲得(2024年6月時点)。

-転職
-