ブログの記事を書いているけど中々自分のスキルが上がらないなあ。どうやって勉強したらいいかも分からないし、どうやってブログを書くスキルを身につけて行けばいいのかな。具体的な方法があれば知りたいな。
本日は上記のような疑問やお悩みにお答えします
ブログを始めた頃は記事を書いても書いても成果が出づらく、モチベーションの維持が難しいですよね。
どうすればブログを読んでもらえるのか、また商品を買ってもらえるのかと言った事も分からず手探りの状態から始めることになります。
言うまでもなく、ブログで成果を上げるためには記事を読んでもらうことが必要であり、記事を読んでもらうためには「ライティング力」が必要不可欠です。
この記事を読んだ後にはブログのライティングに関して「脱初心者した!」と言っても良いレベルになっています。
1年前の自分が「こういう記事が読みたかった」と思えるような内容にしましたので、是非ご覧ください。
ちなみに今回の記事をすぐに全て理解して実践するのは難しいと思うので、一つ一つ実践しながら適宜読み返してみてください。
ブログのライティング力を上げるコツ
この記事は「準備編」「記述編」「記述後編」の3部構成となっておりまして、気になるところから目次より飛んで読んでいただいても大丈夫です。(もちろん最初から読んでもらってもOKです)
<準備編>
・キーワードを決める
・検索上位の記事を読み込む
・記事のターゲットであるペルソナを設定する
・ペルソナがどういったことで困っているかを考える
・1記事で伝えることは1テーマに絞る
<記述編>
・タイトルは32文字前後で作る
・読まれるタイトルの書き方
・リード文を丁寧に作る
・結論から先に書く
・見出しを入れる
・段落ごとに空白行を入れる
・太字や背景色を入れる
・引用を活用する
・オノマトペを使って臨場感を表現する
・文末の表現を統一する
・同じ文末表現を連続させない
・文章ばかりの構成にしない
・数字を使う
<記述後編>
・記事を書いたら一晩寝かせる
・記事を書いたら推敲を行う
・定期的なリライトを行おう
それでは早速上記の内容について詳しく見ていきましょう。
準備編
ではまず準備編からです。ここではブログをいざ書く前に行うことをまとめていきます。
正直、この準備編を行うかどうかで質の高い記事を書けるかは8割がた決まってくると言っても過言ではありません。
記述編は実際のライティングに関する内容ですが、準備編はライティングに入る前の前提部分として必ず押さえておくべきポイントです。
キーワードを決める
ブログを書くときに一番最初にすることは「キーワードを決めること」です。
キーワードとは、皆さんが検索窓に入れる言葉のことですね。
キーワードを決めずにただ闇雲に記事を書いていても中々PV数は増やせません。
仮に増やせたとしてもかなり効率が悪いと言えます。
そのため、正しいキーワードの選び方をここで押さえておきましょう。
まずはラッコキーワード(無料)というサイトにアクセスして下さい。
ラッコキーワードはキーワードを入れると、そのキーワードに関係するキーワード(サジェストキーワード)を多数出力してくれるサイトです。
まずここで、自分が書きたい記事のキーワードでどういったものが検索されているか確認します。
ブログ中級者〜上級者になると、自分が書きたいものが先行するのではなく、検索数が多いものやアクセスが望めそうなキーワードを元に記事を書く「キーワード先行型」の方もおられますが、初心者のうちは書きたい記事を前提にラッコキーワードで関連するワードを調べる手法で良いと思います。
ステップ①キーワードを入れる
まず、ラッコキーワードの左上の検索窓に調べたいキーワードを入れます。
ステップ②全キーワードをコピーする
次にキーワードを入れると画像のように沢山のキーワードが出てきますので、右上の「全キーワードをコピー」を押し、全キーワードをコピーします。
ステップ③キーワードプランナーに貼り付ける
STEP3では、Googleが無料で提供している、キーワードプランナーに先程コピーしたキーワードをペーストします。
キーワードプランナーの「検索のボリュームと予測のデータを確認する」を押します。
すると以下の画面になりますのでここにキーワードをペーストします。
「開始する」を押すと各キーワードの「月間検索数」「競合性」が一覧として表示されます。
ステップ④一覧をソートしよう
ただこれだけでは一覧が見辛いため、ソートをかけましょう。
リストの上の「月間検索ボリューム」を押すと検索数が多い順番にソートされます。
ステップ⑤検索数と競合性を見る
最後に出てきた検索数と競合性を見てキーワードを最終的に決めることになります。
検索数:10〜100
競合性:低or中
最初のうちは上記くらいのキーワード数、競合性がオススメです。
なぜなら、検索数が多いキーワードや競合性が高いキーワードは記事数も多く、中々検索でも上位を取りづらいキーワードとなるからです。
なので最初のうちは上記くらいの検索数、競合数のキーワードを狙って記事を書きましょう。
このように検索数の少ないキーワードの事をロングテールキーワードと言います
検索上位の記事を読み込む
次にキーワードが決まったら該当キーワードの検索上位記事を見てみましょう。
例えば以下の例であれば「プログラミング 独学 おすすめ」というキーワードで検索し、以下の記事が上位に上がってきています。
ここで最低でも検索上位5記事は読み込み、どういった記事が検索上位に上がっているかをチェックします。
検索上位に上がっている記事は「読者ニーズを満たしている」とGoogleから判断されている記事ですので、しっかり読み込んだ上で読者ニーズを理解するようにしましょう。
また、もし
検索上位の記事が強すぎて1位を取れる気がしない
という場合は無理に書かず、別のキーワードで書いてみることをオススメします。
ブログを書いたとしても、上位表示されなければ読まれる回数は限られてしまうためですね。
ならば別のキーワードで上位1位を取ってたくさんの人に読まれる方が賢明と言えます。
記事のターゲットであるペルソナを設定する
ブログに限らず、WEB上で記事を執筆する場合はペルソナの設定が欠かせません。
ここではペルソナについて見ていきましょう。
ペルソナって何?ターゲットと違うの?
ペルソナとは
自社商品・サービスの架空のユーザーのことをペルソナと呼びます。 架空のユーザー像を、名前や職業、家族構成といった粒度で具体化していくことがペルソナの特徴です
引用元:PLAN-B
ペルソナとは、広義の意味として使われる「ターゲット」という言葉に対して、より狭義の意味として使われる言葉。
上記のように「実際にいる人」かのように、リアルな設定を作り込んだ上で、その人に向けて記事を書いていくと効果的だと言われています。
ざっくりと「こういったことで悩んでいる人に届けよう!」という形よりも「20代の女性、OLで、密かにこういった悩みを持っていて・・・」という風に記事を書く対象を具体的に作り込んでいく方が文章の書き方一つとっても変わってくるからですね。
例えば20代の女性向けの記事なのに、かしこまった書き方や固い文章を書いてしまっても20代の女性には刺さらないですよね
なので、まず文章を書き始める前に自分の中でペルソナの設定をすることが欠かせないということです。
ペルソナの設定をどうすれば良いか分からない、という場合は身近にいる友人や知り合いの方をイメージしながら書いてみることも有効ですよ。
ペルソナがどういったことで困っているかを考える
ペルソナが設定出来たら、「ペルソナはどういったことに困っているか」ということをまとめておきましょう。
人物の詳細が出来上がったとしても、そのペルソナがどういった事に悩んでいるか、困っているかが分からなければ解決策を提示出来ませんよね。
とは言っても、難しく考える必要はありません。
ペルソナが悩んでいる知りたい事の一例
- 結婚式のマナーを知りたい
- Aという町のおすすめのラーメン屋を知りたい
- プログラミングのエラーコードの解決策を知りたい
このように、ユーザーは何かを解決したい、何かを知りたいと思って検索します。
そのため、記事を書く前に「ユーザーはどういうことに困っていてどういう解決策を提示すればいいか?」をまとめておくことで整合性の取れた記事を書けるようになりますよ。
1記事で伝えることは1テーマに絞る
1つの記事で伝える大枠のテーマは1つのテーマに絞るようにしましょう。
例えば今回の記事では、「ブログのライティング力を上げるコツ」というテーマで書いていますが、「ブログで稼ぐコツ」となるとまた違う話になってきますし、読み手としても混乱してしまいます。
記事を書く方も収拾がつきにくくなりますしね。
1つのテーマを決めたら、そのテーマ内で記事を書くようにしましょう。
記述編
ではここからは実際に文章を書いていく記述編に移っていきます。
実際に読者に読まれる部分ですが、これらのことを心がけて書けばきっと質の高い記事が書けるはずです。
それでは順番に見ていきましょう。
タイトルは32文字前後で作る
まずタイトルから作っていきますが、タイトルは32文字前後、出来れば32文字以内で収めることをオススメします。
なぜなら、検索エンジンで表示されるのが32文字までだからです。
厳密に言うとそこまで敏感になる必要はありませんが、多くても40文字までで収める方が検索エンジンで表示された時にクリックされやすいと言われています。
あまりに長い文章で作ってしまうと、途中で検索エンジンでの表示が切られるため、読者に意味が伝わりにくいタイトルとなってしまいクリック率も下がる結果になりかねません。
読まれるタイトルの書き方
次に読者が読みたくなるタイトルのつけ方についてご紹介します。
初心者の方でも以下のタイトルを使うことで簡単に読みたくなるタイトルをつけることが出来ます。
・○○と××の違いについて解説します
・【画像○○枚】
・○○してはいけないワケ
・〇〇する方法
・○○のポイントまとめ
・△△の驚くべき効果とは?
・なぜ△△なのか?理由を解説
・〇〇を解決できる△△(商品名)について解説
これらは一例ですが、なんとなく読み手がクリックしたくなるタイトルですよね。
タイトルは読者にとって入り口となる部分。
ここで興味を惹かれないと本文が読まれることはありません。
たった32文字前後ですが、この32文字は慎重に決めるようにしましょう。
タイトルには狙っているキーワードを入れることも忘れないでくださいね。
-
【クリック率が3倍に】ブログの記事タイトルのつけ方のポイント8選
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リード文を丁寧に作る
リード文とは、ブログの一番冒頭部分のことです。
例えば、この記事であれば以下の部分がリード文に当たります。
リード文は、「読者を惹きつけ、本文に誘導する」という重要な役割を持っています。
リード文で興味を持てない読者は「これは求めている記事じゃない」と考え、即ブラウザを閉じてしまうからです。
そう言われてもどうやってリード文を作ったらいいか分からないよ
という方のために、以下の「リード文の型」をまとめた表を用意しました。
書き方 | 表現例 |
---|---|
共感する | ブログの書き方って最初はよく分からないですよね |
本文を簡潔にまとめる | この記事の内容はこちらです |
簡単であることを伝える | たった1つの事に気をつければOKです |
読後の変化を示す | この記事を読めばブログの書き方の基本がわかります |
具体的な数字を入れる | この記事ではブログのアクセスを3倍にした方法をご紹介します |
上記は一例ですが、これらの型を使うことで読者の興味を惹きつけ、本文にスムーズに誘導することが出来ます。
是非上記の型を使って読者が「読んでみようかな」と思うようなリード文を書いてみてください。
結論から先に書く
ブログやメディア記事のライティングで最も重要と言えるポイントが「結論から先に書く」ということです。
え?結論から先に書いちゃったらもうそこから読まれなくなるんじゃないの?
と思われるかもしれませんが、むしろ結論を先延ばしにするほど記事を最後まで読まれる確率というのは下がっていく傾向にあります。
なぜなら、インターネットで検索する時は「早く答えが知りたい」とユーザーは思っているため、もし行き着いたサイトに中々答えがないと「このサイトには自分が知りたい情報が無いな」と思われてしまい、その時点で違うサイトへ離脱されてしまうからです。
反対に、先に結論が書いてあるとユーザーとしても早く情報をゲット出来ますし、人は「なぜその結論に行き着いたのか、根拠は何か」というのが気になるものです。
なので結論を先に書いてもその結論の内容が納得できるものであればその先も読み進めてくれるはずです。
見出しを入れる
これは基本中の基本ですが、見出しは必ず入れるようにしましょう。
見出しは「○○というテーマについて話しますよ」という目印のようなもので、見出しが無いと「今何のテーマについて書いているか」が分かりづらくなってしまいます。
見出しがあることによって記事にもメリハリが生まれ、読者の読みやすさにも繋がります。
また、後述もしますがWEB上での記事は流し読みされることが多いのですが他の文章よりも大きく表示される見出しがあることで流し読みを防ぐ効果もあります。
もし見出しの内容で気になるポイントがあればその後の文章も流し読みせず読んでくれるはずです。
段落ごとに空白行を入れる
ライティングをする上で空白行を入れることは「記事の読みやすさ」に大きく関係します。
例で見てみましょう。
段落で空白を入れない場合
なぜなら、インターネットで検索する時は「早く答えが知りたい」とユーザーは思っているため、もし行き着いたサイトに中々答えがないと「このサイトには自分が知りたい情報が無いな」と思われてしまい、その時点で違うサイトへ離脱されてしまいます 反対に、先に結論が書いてあるとユーザーとしても早く情報をゲット出来ますし、人は「なぜその結論に行き着いたのか、根拠は何か」というのが気になるものです。なので結論を先に書いてもその結論の内容が納得できるものであればその先も読み進めてくれるはずです。
上記の文章は前述の「結論から先に書く」の部分のテキストですが、正直かなり読みにくいですよね。
空白行を入れない文章は非常に読みづらく、ユーザーの読む気を一気に削ぎ落としてしまいます。
どれくらいを基準にするかというと、基本は1つの文章ごとに改行して空白行を入れていくと良いですが、多くても4行ほどになったら必ず改行を入れるように意識して書いてみましょう。
太字や背景色を入れる
太字や背景色を入れるのも大事なポイントです。
WEB上にある記事は最初から最後まできっちり読まれることを想定しているのはナンセンスとされています。
飛ばし読みをするという人も多いのでは無いでしょうか。
なので記事をライティングする側としては、飛ばし読みをされても大体の内容を把握できるようにポイントを太字で書いたり、背景色を入れることが重要になってきます。
紙の記事では最初から読み始める人も多いと思いますが、サササッと読めるWEB上の記事はこういったポイントにも配慮することが大切なんですね。
引用を活用する
記事の中で引用を使うことで他のサイトからの情報を掲載することができ、より記事の信ぴょう性を高めることができます。
ただし、引用をする上で著作権を侵害してしまわないように十分に注意する必要があります。
文化庁では記事を引用する上での注意点が以下のように記載されています。
引用する際の注意点
- 他人の著作物を引用する必然性があること
- かぎ括弧をつけるなど、自分の著作物と引用部分とが区別されていること
- 自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)
- 出所の明示がなされていること(第48条)
引用元:文化庁
引用を利用することで、より記事の信頼性を担保することができますが、あくまでメインのコンテンツは自分で作ったコンテンツですので、引用のしすぎなどには十分注意しましょう。
-
ブログで理解しておくべき引用のルールと使い方を解説します
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オノマトペを使って臨場感を表現する
文章を書いている際に、
なんだか平坦で退屈な文章だなあ
と感じた場合、オノマトペを使ってみることをオススメします。
オノマトペとは
オノマトペとは、さまざまな状態や動きなどを音で表現した言葉のこと。
主に自然界にある音や声など、現実に聞こえる音を人の言語で表現した言葉である。犬の鳴き声の「わんわん」など。
その他には、「ワクワク」のように、実際には音は聞こえないが感覚的な表現としてのオノマトペがある。日本語は特にオノマトペが多く用いられる言語といわれている。
引用元:weblio辞書
オノマトペを使う事で表現の幅が広がり、より臨場感のある文章を書くことが出来ます。例を見てみましょう。
オノマトペを使わない場合
日常的に瞑想することで、不快で高ぶった交感神経を鎮めて熟睡できます。
オノマトペを使った場合
日常的に瞑想することで、イライラを鎮めてぐっすり眠れます。
いかがでしょうか。オノマトペを使うことで読みやすく、親しみやすい文章になりました。
オノマトペは4500種類ほどあると言われており、全てを覚えきることは不可能ですが、要所要所で使うことで文章が生き生きしてきます。
文末の表現を統一する
文末の表現としてよくあるものが以下です。
・「です・ます」調(敬体)
・「だ・である」調(常体)
・会話調
これらの文末表現は1つ1つの記事で統一することでよりプロっぽい文章になります。
文体 | メリット | デメリット |
---|---|---|
です・ます調 | 丁寧な印象 | 受け取り方によってはかたい文章見える |
だ・である調 | 断定的な表現のため、信頼感がある | ゴツゴツした印象や高圧的な印象を与える |
会話調 | 親しみやすい | なれなれしい印象になる場合がある |
逆に文末表現を統一しないとリズムが悪く、読みづらい文章となってしまいます。
例で見てみましょう。
文末表現を統一していない場合
今日は良い天気なので外出しようと思います。カフェでコーヒーを飲む予定だ。
少し極端な例となりましたが、上記の文章は何だか気持ち悪いですよね。
次に文末表現を統一している場合はどうでしょうか。
文末表現を統一している場合
今日は良い天気なので外出しようと思います。カフェでコーヒーを飲む予定です。
いかがでしょうか。明らかに文末表現を統一している方がスムーズですし自然な表現ですよね。
細かい部分ですが意外に初心者の頃はやってしまいがちなミスなので注意が必要です。
同じ文末表現を連続させない
同じ文末表現を連続させないことも読みやすい文章を書く上では重要なポイントです。
これも例で見た方が早い為、実際に見てみましょう。
同じ文末表現を連続させている場合
今日は良い天気なので外出しようと思います。外出先で疲れたらカフェに入ってコーヒーでも飲もうと思います。夕方には帰ろうと思います。
いかがでしょうか。こちらもあえて極端な形ですが、「ます」が連続しており、文章として幼稚な印象を受けると思います。
では文末表現を変えてみましょう。
同じ文末表現を連続させない場合
今日は良い天気なので外出しようと思います。外出先で疲れたらカフェに入ってコーヒーでも飲む予定です。夕方には帰ろうと思います。
上記の文章では一部だけ変えてみましたが、不自然さが無くなったと思います。
このように同一の文末表現を連続させてしまうと文章として幼稚さが出たり、不自然な形となってしまうため注意しましょう。
体言止めも有効な方法
上記のような「です・ます」調や「だ・である」調、会話調だけではなく、体言止めを使うことが有効な場合もあります。
体言止めとは
体言止めとは、名詞や代名詞などの体言で語尾を止める手法のことです。
古くから短歌や俳句で使われていますが、現代文でも日記やエッセイ、小説などの文章ではしばしば使われています。
引用元:estlinks
体現止めとは述語などを使わず名刺や代名詞などで文章を終える書き方を指します。
例で見てみましょう。
体言止めの例
今日は良い天気なので外出しようと思います。外出先で疲れたらカフェに入ってコーヒーでも飲む予定。夕方には帰宅します。
上記では「外出先で疲れたらカフェに入ってコーヒーでも飲む予定 。」の部分が体言止めとなっています。
これはこれでスッキリして読むやすいですよね。
文末表現に困ったらポイントポイントで入れてみることで読みやすさがグッとあがりますよ。
文章ばかりの構成にしない
ブログではもちろん文章をメインとした構成にするのですが、文章ばかりになってしまっても読み手は疲れてしまいます。
そのため、時折画像や表、吹き出しなどを使うことで視覚的に見やすくすることが大切です。
ここで重要なことは「読者は文字を読みたいのではなく、情報を得たい」ということです。
情報を得ることが目的なので、その為に「見やすく表現されている記事が良い」というのは言うまでもありませんよね。
また、表を使う場合はHTMLの<tableタグ>を使うとGoogleのクローラーは情報を逃すことなく理解してくれますが、画像を貼る場合だとaltタグに書かれている情報が全てとなってしまいSEO的にも不利となります。
数字を使う
これは定番テクニックですが、数字を使うことも有効です。
・【脱初心者】今日から使えるブログのライティング力を上げるコツ
・【脱初心者】今日から使えるブログのライティング力を上げるコツ18選
上記のタイトルであればどちらの方が興味を惹かれますか?
数字が書かれている方がより具体的に感じて興味を惹かれるのではないでしょうか。
数字を使うことで、読者としても「具体的に書かれているんだろうな」とイメージすることが出来、読む気になってくれます。
記述後編
ここまで記述編を見てきました。
よーし!記事が書けたし早速公開だ♪
という方、少しお待ちください。
本当にその記事はそのまま公開しても大丈夫ですか?
これからご紹介する事を実践して少しでも記事内容を磨くことで、より質の高い記事を書くことが出来ます。
記事を書いたら一晩寝かせる
記事を書いたら一晩寝かせることも、質の高い記事を書く上では有効な手段です。
どうしてもモチベーションが高い時や調子の良い時は一気に書き上げてすぐに公開ボタンを押したくなるものですよね。
ただ、そういった時こそ誤字脱字や構成の不自然さに気づけないもの。
一晩寝かせることでその記事を冷静に見つめることが出来るようになり
ん?この記事構成おかしくない?
ここの表現は別の書き方が良いかな
と色々な発見が出来るようになります。つまり第三者の目線で記事を読むことが出来るようになるというわけですね。
夜中に書き上げた記事などは、朝見るとびっくりするような記事を書いてしまったりすることもあるので特に注意が必要です。
記事を書いたら推敲を行う
一晩寝かせたら、記事を読み直すだけではなく、「記事をより良くするため」に推敲(すいこう)をしてみましょう。
推敲のポイントは大きくは以下です。
推敲のポイント
- 事実が記載されているか
- 文法的に誤りがないか
- 無駄な接続詞が無いか
- 主語と述語は適切か
- 行間の空白は適切か
- 文章のリズムは適切か
- わかりづらい表現になっていないか
主に推敲するときはこのような事に気をつけて行います。
推敲を行う際は、必ず時間を置いてから行うようにしましょう。
本文を書いた後すぐに行ってしまうと「こう書いたはずだ!」という思い込みも生じて客観的に文章を見ることが出来ず、見落としが多くなってしまうためです。
出来れば上記のように一晩寝かせるか、朝書いたら夜推敲する、など時間を置いてから行う事をオススメします。
定期的なリライトを行おう
ブログ公開した後は定期的なリライトを行い、記事をブラッシュアップしていきましょう。
WEB上にアップした記事は時間が経つといずれ情報が古くなってしまうものです。
しかし読者の立場からすると、いつでも新鮮な情報を得たいと思うものですよね。
そのため定期的なリライトを行い、記事の鮮度を保つことがサイトへの信頼度につながります。
このサイトはいつも新しい情報を届けてくれて助かるな
とユーザーに思ってもらえれば、きっとファンになってくれるはずです。
-
【SEOの効果大】ブログのリライトのメリットとやり方を解説します
続きを見る
終わりに
お疲れ様でした。
この記事ではブログのライティング力を上げるコツをご紹介してきました。
「準備編」「記述編」「記述後編」と3つのセクションで構成させていただきましたが、このやり方で一つ一つの記事に気持ちを込めて書くと必ず読まれるブログ、記事を作ることが出来るはずです。
今日から使える方法ばかりだと思いますので、是非ご自身のブログ、ライティングに活かしてみてくださいね。