転職したものの中々会社にも馴染めない、、、思ってたような仕事内容でも無いようだし、どうしよう。。。
正直、、、しんどいし辞めたい。
でもせっかく苦労して入った会社だし、、どうしたらいいんだろう。
今回は上記のような疑問、お悩みにお答えする記事となっています。
早速ですが結論です。
結論
どうしても辛くて辛くてたまらないなら辞めましょう。
会社は一つでは無いですし、健康に支障をきたしたりするくらい嫌なら辞めた方がいいです。ただ、転職して半年はしんどいのが普通。踏ん張れるなら1年頑張ってみましょう。
終身雇用制が崩壊している現代では転職は珍しいことではなくなっていますが、せっかく転職をしても中々馴染めずにしんどい思いをしている人はたくさんいます。
皆さん色々と悩みや事情がありますよね。
私も一度転職に失敗しています。
ただ、せっかく苦労して入った会社です。
特にコロナ渦では転職市場は厳しいと言われているため尚更転職は大変。
そのため
いや、まあ嫌なら辞めたらいいんだけど出来ればせっかく入ったんだし頑張りたいじゃん
と思うのはないでしょうか。
なので今回はそのための対処法を書いて行きたいと思います。
以下が本記事の内容です。
本記事の内容
- 転職はそもそもギャンブルです
- こんな時に嫌になるパターン3選
- 事前にできる対処方法3選
それでは上記を深掘りして行きましょう。
>>「リクルートエージェントってどうなの?」メリット・デメリットは?
転職はそもそもギャンブルです
そもそもですが、転職活動ってギャンブルなんですよね。
特に上場などをしていない会社とかであれば、労働環境や給料、待遇、働いている人の雰囲気なども入社してみないとわからないことが多いです。
給料や待遇は募集内容に書いてるんじゃないの?
と思われるかもしれませんが、実際に私が初めて転職した会社は「3ヶ月後には必ず正社員になれます」と書いていましたが、契約書を交わす時に確認すると「順当に戦力になっていると判断できれば正社員になれます」と言われ「え?」と思った記憶があります。苦笑
ただもう契約を交わす段階なので、
いやいや、ちょっと待ってくださいよ。話と違うじゃないですか。
とは言いづらいですよね。
二次面接、三次面接を突破した末の入社です。
中々言えません。
注意しなければいけないのはこのように
「求人情報に書いてあることが全て正しい」
とは思わないことです。
面接や求人で書いたり言われることがそのまま全部その通りという事はほとんど無いと思った方が良いでしょう。
転職後半年間がしんどいのは色んなものがゼロからになるから
転職した場合は色々なものが"ゼロ"からになることが多いです。
ヘッドハンティングや会社側から経験を買われて依頼されるような場合を除けば以下のようなものがゼロからになります。
・業務に関する経験値、知見
・人間関係
・役職、立場
特にこの3つはゼロからになります。
①業務に関する経験値、知見
未経験から入るとなると業務に関する経験は文字通り未経験のため"ゼロ"です。
前職でバリバリ働いていてエース級の立場だった人など、頑張っていた人ほどプライドが邪魔してしんどい思いをすることがありますが、ここは自分の中で受け入れて、覚悟した上で入社しないと意外としんどいポイントとなります。
こんなことも出来ないのか、、
と前職では信じられなかったような簡単な作業がうまくできなかったり、ミスをしてしまったりします。
そんな自分が嫌になって自信を失ってしまうこともあります。
②人間関係
当然人間関係もゼロからになります。
人のストレスの8割が対人関係と言われており、入社後に人間関係をうまく構築できるかは非常に重要なポイントです。
後述しますが、人間関係が合わないと仕事を辞めたくなる気持ちが大きくなってきます。
③役職、立場
役職はもちろん、立場も一番下っ端からになります。
こちらも前職でバリバリ活躍していたり、役職を持っていた人は前職とのギャップに苦しむかもしれません。
しかし未経験から転職するのであれば立場が一番下なのは会社側からしたら当たり前と言えます。
なぜなら未経験、その会社では一番経験が浅い人なのですから。
その人をすでに経験がある人の上に置くのは冷静に考えてもちょっと違いますよね。
もちろん年齢は関係ありません。
年下の人が上司になるというのはよくあるパターンです。
そしてプライドが邪魔をしてしまい、年下の上司が嫌で辞める人も多いと聞きます。
転職後「こんな時に辞めたいと思うパターン」3選
さらにここからはどういった時に転職後に辞めたいと思うか見て行きましょう。
①業務内容が思ってたものと違う
もし入社後に業務内容が思っていたものと違ったら、これは冷静に考えて退職や早期の入社辞退を申し出る必要性も高くなるかもしれません。
仕事をする上で、業務内容は重要ですよね。
よっぽど何か事情があり切羽詰まっているなら別ですが、普通の感覚であればどんな仕事でもいいですよ、という人は少ないと思います。
仕事は人生の半分以上を費やす重要なものですから、やりたくない仕事、自分が望んでいない業務内容であれば上司と相談して配置換えなどをしてもらうか、もしくは退職などを選ぶことも決して悪い選択ではないと思います。
②ブラック企業だった
ブラック企業だった場合も辞めたくなる典型といっても良いパターンです。
長時間労働や、サービス残業、休日出社などを黙認している企業はまだまだあるといいます。
私も以前はそのような会社に勤めた経験があります。
残業するためには「残業指示書」というものが必要ということを今の会社に入って初めて知りましたから。笑
求人票に残業代が「固定残業費」と書いてある場合はご注意下さい。
③上司や同僚と「合わない」
人間関係で悩む人が多いと先に書きましたが、上司や同僚と反りが合わずに悩む人が多いですし、誰でもそういったことはあるのではないでしょうか。
人間である以上、100人中100人と性格が合うなんてことはほぼありえないでしょうし、そんなことはまず望むべくもないと思います。
しかしどんな人が働いているか、どんな人と一緒に働くかはまさに「運ゲー」なのです。
そうは言っても毎日顔を合わず上司や同僚であれば「合わない」と言ってる場合ではありません。
このような場合はどう対処するべきでしょうか。
対処方法
・まず自分が変わることを意識する
・仕事上の関係と割り切る
・相手が理不尽な場合は別の人に相談する
まず自分が変わることを意識する
人が変える事が出来ないもの、それは他人です。
他人を変えることは出来ません。
感動的な歌や映画などで「人生や価値観が変わった」という人もいますが、それは歌手や俳優がその人を変えたのではなく、作品を見た人が「自分で自分を変えることを選んだ」のです。
少し心理学っぽい話になってしまいましたが、人が人を変える事は出来ないのです。
「お前のここが気に食わないからこうしてくれ!」と他人に言われて誰が自分を変えようとするでしょうか。
ただ、「自分を変える事」は出来ます。
明日からの起きる時間や行動、食べるもの、業務姿勢、発する言葉など、自分の意思で自分のことを変える事は可能です。
人を変えようとすると徒労に終わり疲労だけが溜まったりするものですし虚しくもなります。
しかし相手ではなくまず自分から変えようとする努力をすることは大事です。
相手が挨拶をしないならこちらから挨拶をすればいいのです。
この辺りのお話は以下の記事で詳しく書いています。
-
あわせて読む【人の目が気になる方へ】影響の輪で自分の人生に集中しよう【具体例を紹介】
続きを見る
仕事上の関係と割り切る
人によっては難しいかもしれませんが、仕事上の関係と割り切って接することも有効な手段です。
私はどちらかというとコミュニケーションをどんどん取りたいタイプの人間なのでこういう働き方は難しいかなと思いますが、逆に今の職場に入って「ああ、そういう働き方、スタンスも有りなんだな」と思うようになりました。
相手が理不尽な場合は別の人に相談する
ただ中には理不尽な理由で怒ったり、冷たい態度をとる人も中にはいます。
時代錯誤では有りますがパワハラっぽい言動をする人もいると思います。
そういった場合は上司や別の先輩などにまず相談することをお勧めします。
間違っても自分だけで溜め込まないようにしましょう。
そのためにも、信頼できる、仲のいい先輩や上司、同僚を最低でも一人は見つけておくことが大事かもしれません。
会社というのは長い歴史があることも多く、自分の入社前にもいろんなことが起きていて色んな経緯で物事が成り立っていることが多いです。
何か事情がある可能性もあるため、そういった背景を別の人に探ってみたり相談してみることもいいかもしれません。
事前に出来る対処法3選
ここまで入社後の対処法などを見てきましたが、入社前に出来る対策方法はないのでしょうか。
というわけで、ここでは入社前に出来る対策を見て行きたいと思います。
①焦って決めない
まず一つ目が「焦って決めないこと」が重要です。転職活動は運良く早く決まることもありますが、1ヶ月以上かかる事はよくあり、長ければ半年以上かかる人もいるようです。
ただ、焦って決めてしまってよく考えないまま入ってしまい自分に合わない環境に身を投じることは非常にリスキーです。
焦って決める必要がある時というのは、急にクビを宣告された場合や、仕事が無くなるなどの事情がある場合がほとんどです。
そういった場合、ひとまず生活するために会社を決めること自体は悪いことではないと思います。
ただ、失業保険なども叱るべき手続きをすれば受けることができますし、そのあたりはご自身の環境や家庭の状況などに応じて自分が取るべき行動を決めるべきだと思います。
②こちらも企業を「見よう」
面接などを受ける立場としては、「見られている」感覚が強いかと思いますが、こちらも企業を見る側であることを忘れてはなりません。
見られているという意識だと緊張もしますが、「こちら側が企業を見ている」と思えば少し気分も違いませんか?
そして何より、気になっていることはどんどん質問するべきです。
質問は2、3個までというのがマナーと言われていますが、こちらも会社を選ぶ身です。
もし本当に入りたいと思っている会社であれば、気にせずドンドン質問するべきです。
それが熱意にもつながり、会社に好印象を与えることだってありますし、何より疑問は事前に解消しておくに限りますから。
③IRサイトを確認したり会社見学をしよう
株式会社であれば、投資家向けのIRサイトを公開している企業も多数あります。
そういった企業であれば会社の業績などを見ることができますし、会社の理念、価値観などを実感することが出来ると思いますのでもしIRサイトがあれば目を通しておきましょう。
また、もし可能であれば会社見学などもさせてもらえるか確認してみてもよいでしょう。
会社見学をするとよりその会社のリアルな側面が見えるようになります。
・応対してくれる人は丁寧か
・働いている人はどんな表情をしているか
・職場環境は良さそうか
これらのことは大きな判断材料となると思いますので、会社見学の際は積極的に見ていくことをお勧めします。
まずは3ヶ月頑張ってみよう
色々と見てきましたが、入社後最低でも3ヶ月は頑張ってみることをオススメします。
私も今の会社は3ヶ月目くらいまでは少ししんどかったです。自分自身の力不足も常々感じていましたし、中々業務にも慣れることができませんでした。
でも、3ヶ月経ったくらいから自分の中で何かを掴み始めた感覚がありましたが、働いている人の価値観や会社の価値観をより把握できるようになり連携もしやすくなってきました。
多くの人が働いている会社であればあるほど、色んな事情や背景があったりするものです。
そういったものが入ったばかりの頃はとくに分からないものですし、数ヶ月業務に励めば何かしら見えてくることも多いと思います。
転職後すぐに辞めると経歴に響く
そして、転職後すぐに辞めてしまうと経歴にも響きます。
以下の記事でも書きましたが、転職後3ヶ月で辞めた後は本当に書類が通らなかったのです。
そして面接も「なぜ3ヶ月で辞めたのか」という話から入らなければならなかった。
言わずもがな、不利な状況からの勝負、面接となっていたのです。
面接や書類というのは非常に短い期間、瞬間で相手への印象を良いものにしなければなりません。
その上で経歴に傷がつくのはもったいないと思いませんか?
「そんなことは関係ない、きっと見てくれる企業があるはずだ」と信じていました。
ただ残酷なことに相当に厳しい転職活動だったので、経歴に傷がつかないに越したことはないと当時は思いました。
終わりに
このように、転職活動はギャンブル的な要素があることも正直なところですが、事前に防ぐ方法もあるとは思いますし、入社後も自分次第で状況を変えたり、好転させることはできるかもしれません。
でも自分の価値観や心身を一番大事にして、耐えられないと思ったら辞めましょう。
仕事はあくまで人生の一部であって、仕事だけが人生ではないのですから。
それではまた次の記事でお会いしましょう。
-
あわせて読む「リクルートエージェントってどうなの?」気になる評判やメリット・デメリットは?
続きを見る