ブログの直帰率が高いので改善したいです。具体的な改善方法を教えてください。あと平均的な直帰率ってどれくらいですか?
本記事では上記のような疑問を解決します。
今回は上記の疑問について解消する記事を書いていきます。
ブログの直帰率が高い場合に改善するための方法
早速ですが結論です。
ブログの直帰率を下げるための方法
・検索意図に合った内容にする
・タイトルと内容に誤差無いようにする
・結論を冒頭に書く
・関連ページへのリンクを貼る
・記事のクオリティを見直す
本記事では上記の内容を深堀していきたいと思います。
検索意図に合った内容にする
検索意図とは、読者がどんな目的や悩みを持った上で検索しているかということです。
例えば、
渋谷 オススメ カフェ
で検索する人の検索意図は恐らく「渋谷でおススメのカフェを知りたい」ということですよね。
そして、もしあなたが上記の検索意図を持って検索エンジンで検索したとします。
そして検索上位に上がってきた記事をクリックしたところ、新宿や八王子でオススメのカフェが出てきたらどうでしょうか。
なんだこのページ!渋谷でおススメのカフェが知りたいのに新宿とか八王子のカフェが出てきてるじゃん!
と思いすぐにページを閉じてしまうと思うのではないでしょうか。
ココがポイント
検索エンジンも最近は非常に精度が高まっている為そもそも現在はこういった場合は上位に上がってきにくいのですが、このように読者の検索意図に合った内容にすることで直帰率を下げることが出来ます。
タイトルと内容に誤差無いようにする
検索意図に近いものがありますが、タイトルと内容に誤差が無いようにすることも重要なポイントです。
「Google Analyticsの使い方と設定方法を徹底解説!」
というタイトルであるにもかかわらず、設定方法が一切載っていなかった場合どう思うでしょうか。
なんだこのページ!設定方法を書いてるってタイトルに書いてるのに全然書いてないじゃん!
と思い「戻る」ボタンを押すのではないでしょうか。
意外に初心者の頃はタイトルと記事内容が伴っていないことも多いので、記事を書いたらタイトルとの整合性が取れているかについては記事をアップする前に確認すると良いですね。
結論を冒頭に書く
インターネット上には情報が数えきれないほどありますよね。
そんな中、読者が「その記事を読み進めるかどうか」については「自分の知りたい情報が本当にここにあるのか」ということが大きく関係しています。
そしてそれを見極めるためにはその記事の結論を読む必要がありますが、その結論が早く出てこないと読者は「結論まだ?」と思ってしまいその場で離脱してしまうことでしょう。
え、でも結論を先に書くと結論だけ読んで結局離脱しちゃうんじゃないの
と思うかもしれませんが、人間は「根拠を知りたい」ものなのでその心配はいりません。
結論が興味深い内容であればその結論に至った考えを知りたくなるのが人間です。どんどん結論を先に書いちゃいましょう。
読者の疑問を明確にしよう
冒頭にも記載しましたが、直帰率を下げるためには結論をまず書くことが大切です。
そして、結論と共に「読者の疑問を明確にしておく」ことも大切です。
例えば以下のような形です。
上記の記事では、まず読者の疑問を定義し、それに対する結論を記載しています。
なぜかというと、結論しか書かれていない記事は人間が読んで理解することができても、Googleが理解できないことがあるからです。
Googleは特定のキーワードの前後にある言葉から「何のテーマについて書かれているか」を判断しているため、質問が前提として書かれていない記事はGoogleは評価しづらいのです。
検索上位に来ているサイトほど、記事に質問がしっかり書かれているものですから、記事には結論の前後に読者が検索する質問を記述するようにしましょう。
関連ページへのリンクを貼る
ここまで来たら次に直帰率を下げるための肝である「関連ページ」へのリンクを適切な場所に貼りましょう。
検索意図に合ったタイトル、内容で、かつ結論が冒頭に書いてあり根拠も納得がいくものであった場合読者はきっと満足しているはず。
そのうえで関連ページのリンクを適切なタイミングで貼ると
この人の記事面白いな、もっと読んでみたいな
と思い関連ぺージへの内部リンクをクリックしてくれるはずです。
>>Googleタグマネージャーで内部リンクのクリック数を調べる方法
記事のクオリティを見直す
そもそも記事のクオリティが低い、適切なボリュームが無い場合、読者の不満足に繋がり直帰率が高くなる要因となります。
本記事で既にご紹介した「検索意図に合ったタイトルや内容、記事を冒頭に書く」といった事以外にも、以下の点に気をつけましょう。
ポイント
・文字だけで画面が埋まらないように適宜画像を入れる
・分かりづらい単語や専門用語を極力使わないようにする
・客観的なデータを用いる
・「あの」「この」などは使わず固有名詞を使う
・サイトのページスピードを改善する
これらを意識するだけでもグッと記事のクオリティが上がり、読者の満足度が高い記事を書くことが出来るようになります。
そうすることで関連ページへのクリック率も高くなるはずです。
そもそも直帰率とは?
直帰率とは、記事にアクセスして、すぐに検索画面に戻ってしまう割合ことです。
皆さんも検索をして「ここには求めてる答えがないな」と無意識で戻るボタンを押していることはあるはずです
直帰率は基本的に検索エンジンが「この記事は良質なコンテンツ、記事ではなかった」と判断するには非常にわかりやすいユーザーの行動になるため、避ける必要があります。
SEOの観点から見ても検索の上位に入るためには、アクセスしてくれたユーザーを検索結果の画面に戻さないことが重要です。
離脱率と直帰率とは
直帰率とは、最初にアクセスしたページ以外見られることなく、離脱に至った割合を示します。
離脱率とは複数ページを見た上でサイトを離脱した割合を示す数値です。
離脱率と直帰率に関してはGoogle Analyticsの「行動」→「概要」でチェックする事が出来ますので確認してみましょう。
直帰率の平均的な数値は?
アメリカのデジタルトランスフォーメーション・エージェンシーであるCXL.comによると、直帰率の平均は以下のように発表されています。
サイトごとの直帰率の平均値
・ECサイト、リテールサイト:20~45%
・B2B:25~55%
・リードジェネレーションウェブサイト:30~55%
・ECを含まないサイト:35~60%
・ランディングページ:60~90%
・ブログ、ポータルサイト:65~90%
自身のサイトが上記の平均値よりも著しく高い場合などはサイトやコンテンツに問題がある可能性が高いため本記事の内容を参考にして最適化してみてください。
サイトの滞在時間を伸ばすためには?
ではサイトの滞在時間を延ばすためにはどうすればよいでしょうか。
一つ挙げられるのが、「ユーザーの求めていない答えは書かない」ということです。
検索する読者は基本的には質問に対する簡潔な答えを求めているので、ユーザーが求めていないことまで書く必要はなく、テーマに沿って端的でわかりやすくことが大事です。
もしテーマから脱線しそうな場合は詳細を書いているページへのリンクを貼って内部リンク出来るようにしておくと良いと思います。
また、画像をうまく使っていくことでも滞在時間を上げることができます。
どうしても文字だけだと読む側としても内容が頭に入って来づらいものですが、画像があることで視覚的にも直感的に訴えることが出来、ユーザービリティが向上します。
離脱率を考える上で、滞在時間を延ばすことは表裏一体ですので、滞在時間を延ばす工夫もする必要がありますね。
それではまた次の記事でお会いしましょう。