エンジニアとして転職を考えてるけどポートフォリオってどう使ったら良いんだろう。どういうポートフォリオが好印象なのかな。もしオススメの方法があれば教えて欲しいな。
本記事は上記のような疑問やお悩みに役立つ内容となっております。
WEBエンジニアとして転職するなら必須のポートフォリオ。
でもいざ作るとなるとどうやって作れば良いのか分からないという方も多いのでは無いでしょうか。
今回の記事ではこれからエンジニアとして転職を希望されている方に、オススメのポートフォリオの作成方法をお伝えしたいと思います。
好印象なポートフォリオとは?
早速ですが結論は以下の通り。
転職する際に好印象なポートフォリオは実際に仕事として請け負って作成したWEBサイトやWEBアプリを掲載しているものです。
仕事として請け負った作品が好印象な理由
ではなぜ仕事として請け負った作品が好印象かというと、実務で取り組んだ作品と、人から依頼されて作る作品では以下の事が違うからです。
・依頼された作品を形にする力があるかどうかが分かる
・請け負った数や金額からコミュニケーション力や提案力などが分かる
・実際に実務として請け負っていることから自分の作品だけを使っている人よりもプロとしての意識があると思われる
実際に個人で仕事を受けるようになると、想定していなかった状況になることもあります。
例えば、発注側とのやりとりは勿論ですが、自分のスキル以上の実装などについても相談される事があります。
そういった事に対して受けるか受けないか、受ける場合は料金はそのままか据え置きか、などの折衝ごとに出くわすこともあります。
そういったことにも対応出来た経験や実績をポートフォリオに記述するとより好印象を持ってもらえるはずです。
企業側としてもより実際に勤務している姿がイメージが掴みやすくなるでしょう。
どうやって仕事を受ける?
そうは言ってもどうやって仕事を受けるの?知り合いで発注してくれる人を探すの?
ここまで読んだ人の中には上記のように思われた方もいるかもしれませんが、知り合いで中々アプリやサイトを作って欲しいという人はいないのではないでしょうか。
このような場合、クラウドソーシングを使って受注する事をオススメします。
クラウドソーシングとはCrowd(群衆)と Sourcing(業務委託)を組み合わせた造語です。
仕事を発注したい企業や個人が、インターネットを通じて不特定多数の人々に仕事を依頼したりアイディアやデザインを募集したりするためのWEBサービスの名称として使われています。
引用元:たのまな
クラウドソーシングは色々なサービスがありますが有名どころでは以下の3つが有名です。
特に上記の3つの中でも特にオススメはココナラです。
ココナラは上の二つに比べて利用している層が主婦や個人が多く、ハードルも低めだからです。
だからと言って良い加減な仕事をしても良いわけではありませんが、依頼自体も比較的優しめの内容が多いため、一度ココナラを見てみることをオススメします。
受注経験がない人が受注するコツ
でも今までクラウドソーシングで仕事を受注したことないし、そんなにいきなり仕事なんてもらえるの?
と思われる方もいるかと思いますが、受注した事がない人でも受注する事は出来ます。
ただし、以下のような条件があります。
・価格を破格の設定にする
・手直し制限を無制限、もしくは多くする
これは一見すると受注側にとって厳しい条件のようにも思えますが、この段階ではお金よりも経験を得られることの方が何倍も価値はあります。
料金が他と比べて安い場合は特に受注もしやすくなるはずです。
発注する側の気持ちになればわかりますが、そこまでのクオリティを求めていない場合は経験が少なく、安価で仕事をしてくれる人の方が都合が良い場合もあるのです。
もちろん受注側としては「手間暇かけたけど全然貰える額が少ない」と思うかもしれませんが焦らない事が大切。
まず「受注件数0」を抜け出せるわけですから。
受注件数が徐々に増えてきたら、金額や条件を見直せばいいです。
自分の実力はあらかじめ正直に伝えよう
ここで注意点ですが、受注する際にあらかじめ自分の実力は相手側に伝えておくようにしましょう。
自分が実績がないことを伝えて大丈夫なの?不安に思われるんじゃないの?
と思われるかもしれませんが、逆です。
実績が無いのに実績があるように装って後々から実は実績が無いんです・・・と伝える方がよっぽど相手に与えるイメージも悪いですし、信頼を失くすデメリットもあります。
実績が無いなら実績が無いで明示した上で、「当方、クラウドソーシングで実績を作るためにこの金額で受けさせていただきます」と書くことで相手も納得した上で発注してくれるはずですよ。
怖がらずに勇気を出して受注しよう
クラウドソーシングで受注した事がない場合、「ちゃんと納品できるか心配・・・」と思うかもしれませんが、そこはしっかりと仕事内容を確認した上で、自分ができる範囲の内容を受注するようにしましょう。
一番良くないパターンは、「出来もしない事を書いて結果的に納品できませんでした」というパターン。
発注した側の気持ちになればこれがどれだけ最悪な事かわかりますよね。
初めて受注するときは勇気がいるものですが大事なのは受注した後。
ちゃんと納品まで行ってこそプロの仕事と認められます。
自己啓発系の書籍では、「自分が到底できない仕事を受けてこそ成長がある!」といった言葉が並んでいることがありますし、それ自体を否定するつもりはありませんが、本で読むのと実際に自分がそれをするのとでは大きく状況も変わってきます。
お金をいただくからには自分がちゃんと納品出来ると思う業務内容を請け負うようにしましょう。
まとめ
今回の記事ではWEBエンジニアとして転職する際に好印象なポートフォリオの作り方について見てきました。
結論としては、「実務で作った作品を掲載すること」です。
自分だけで作った作品ではなく、誰かから依頼されたり、お金を払ってもらって作成した作品ということですね。
実務として作った作品は企業からも評価されやすく好印象になるはずです。
是非これからポートフォリオを作る場合はクラウドソーシングなどで受注をしてみてください。