転職しようと思うんだけど長年お世話になった会社だしこれってやっぱり裏切り行為なのかなあ。会社の皆にも申し訳ないし合わせる顔が無いな。
本記事では上記のようなお悩みを解決します。この記事を書いている僕は転職を2回経験しました。
自分の人生を考えたり、環境を変えたいなどの気持ちから転職を志す人は2022年現在も少なくありません。
そてし僕も上記のように「転職は裏切りではないか・・・?」と思い悩んだものです。
そんな自分だからこそ、同じように悩む人に気づきとなる言葉を書けるかなと思い記事にしました。
それでは早速見ていきましょう。
転職行為は裏切りです!でも?
今この記事を読まれている方は転職について色々と考えている方かもしれません。
僕自身も1年前に転職を経験しましたが、その会社では10年以上働いていたため、転職することに中々踏み切ることができませんでした。
転職しようと思うものの、お世話になった社内外の方々の顔が脳裏に浮かんでは消え、浮かんでは消えを繰り返したからです。
「お世話になった人たちを裏切ることになるのではないか」という思いが罪悪感になり、中々転職という選択肢を取ることができず数ヶ月が経ちました。
実際のところ転職行為は会社からすると裏切り行為だと思います。
会社からすると、何もわからない頃から育てて一人前にしているわけです。
その人材が会社を去る選択を取るというのは裏切りだ!と後ろ指をさす人がいてもおかしくありません。
しかし!実際はそんなことはありません!
自分がいなくなっても会社は回るようにできている
もし、「自分がいなくなったら会社が立ちいかなくなるのではないか・・・」と思っている方が居たら断言します。
安心してください。
そんなことは100%ありえません。
なぜなら「会社とはそういうものだから」です。
会社という大きな船を、従業員が皆で前に進めるように、舟が沈まないように日々頑張っています。
その中でもし誰かが抜けたとしてもすぐに会社が沈没したり、行き先を見失うなんてことは基本的にはあり得ないのです。
なんなら社長がもし居なくなったとしてもすぐに会社がダメになるということはないはずです。
代わりの誰かが社長になり、新たな舵取りを任されるでしょう。
悲しいような安心するような気持ちだと思いますが、これが現実です。
なので安心して転職活動してください。
ちなみにこの事実には以下の書籍を読むことで気づくことができました。
転職に対する考え方や現状を打破するためのノウハウが詰まった一冊です。
この本を勧めてくれた友人には今もすごく感謝しています。
そもそも会社とは雇用契約を結んでいる間柄
こう言うとドライに感じるかもしれませんが、もともと会社と従業員は「雇う側」と「雇われる側」で雇用契約を結んでいる間柄にすぎません。
会社が定めているルールの中で働き、報酬を得る。
当然、契約が終われば会社との関係も途絶えます。
もちろん僕たちは感情がある人間なので、全てをドライに割り切ることは難しいかもしれませんが、本質はそういうことです。
会社は自分の人生に責任を持てない
そして、もし会社が傾いたとしても、誰も自分の人生には責任は取ってくれません。
TOYOTAの社長が数年前に言っていたように終身雇用制の崩壊が叫ばれて久しい日本では、いつ何時自分が職を失うかはわからないのです。
日本自動車工業会・豊田章男会長:「なかなか終身雇用を守っていくというのは難しい局面に入ってきたのではないかと」
テレ朝NEWS
その時に自分の身は自分で守るしかありません。
何も考えずに一度入社したら定年まで面倒を見てくれる時代はとっくに終わりました。
そのため、今まで以上に自分自身が自分の人生に責任を持って向き合うことが必要になったのですね。
その上で転職を選択することは決して悪い選択ではありません。
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【もう疲れたよ・・・】転職活動に疲れた人がやった方がいいこと6選
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自分の描く未来を最優先に考えよう
僕自身20代の頃は会社一筋、仕事一筋の人間でした。
朝から夜中まで働いていて、独身の時はそれでよかったんです。
しかし30代となった今は仕事は人生の一部です。
もちろん今も仕事は大好きです。
でも以前のように月に300時間働くことはなくなりました。
自分の人生は自分のものですから、自分が納得する生き方、自分が生きたい生き方を目指すことが一番幸せなことなんじゃないかと思います。
人間なので「あの時はこう思っていたけど今はこう思っている」といったことは日常茶飯事です。
恋愛と同じ。諸行無常なんですね。
特に人生において20代、30代は特に貴重な時間です。
目指したい未来があるのであれば、今の会社の人たちに何と思われようと思い切って決断をしてみることも時には必要かもしれません。
転職は転職エージェントを使おう
もし転職することを決めたら、転職エージェントに登録しておきましょう。
転職エージェントは転職のプロのため、自分に合った仕事や資料作成、企業へのアポイントなども行ってくれる心強い存在です。
一般に出回っていない「非公開求人」などもありますし、基本的に無料なので登録しておいて損はないはずです。
僕は2回ともリクルートエージェントを使って転職しました。以下の記事でリクルートエージェントについて詳しく解説していますのでご覧ください。
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あわせて読む「リクルートエージェントってどうなの?」気になる評判やメリット・デメリットは?
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終わりに
転職するとなると今の会社には間違いなく居づらくなります。
それはまぎれもない事実でしょう。
あなたが会社に残る人間だったとしても、新しい仕事を依頼したり積極的にポジティブな会話をしたりすることは控えるはずです。
なぜならその人は数ヶ月後には会社にはいないのですから。
そのため、転職を決意したとしても活動自体はこっそり行うことをオススメします。
そして転職先が決まった段階で今の会社に伝えればOKです。
退職までの数日は居心地が悪いかもしれませんが、そこは割り切って働くようにしましょう。
人にどう思われようと、あなたはあなたの生きたい人生を歩むべきです。
というわけで本日の記事は以上です( ͡° ͜ʖ ͡°)