キャッシュとCookieってよく聞くけどどう違うの?WEBサイト見てると時々出てくるけどいまいち明確な違いが分からないし答えられないなあ。どういう違いがあるんだろう。
こんにちわ、しのです。
本日は
キャッシュとCookieの違いについて解説します
というテーマで記事を書いていきます。
キャッシュとCookie、よく耳にしますが明確に答えられますでしょうか。
どちらもWEBサイトの閲覧履歴に関する事なのですが二つは明確に違う事柄、役割を持っています。
今回はこちらの二つについて解説していきたいと思います。
3分ほどで読める記事となっておりますので是非お読みください♪
キャッシュはhtml cssやの情報を保存しておく
ではまずはキャッシュからですが、キャッシュは一度訪れたWEBサイトのHTMLやCSSを保存しておく機能を持っています。
キャッシュのメリット
一度訪れたWEBサイトをキャッシュがあることによって効率的にブラウザに表示する事ができます。
WEBサイトは読み込む際にCSSやJavaScript、画像などの外部ファイルを沢山読み込んでいます。
ファイルが多ければ多いほど、複雑であればあるほど読み込みに時間がかかります。
そこでキャッシュ機能がある事でそういった外部ファイルの情報を保存しておけるため、読み込みを短縮してページスピードが速くする事が出来るのです。
キャッシュがある事で一度行ったサイトの読み込みが早くなるんだニャ
デメリット
上記のようなメリットがある半面、更新したはずの情報が書き換えられない、読みこまれないというデメリットもあります。
例えばあなたがサイトの更新を行う立場だった場合に、HTMLやCSS、JavaScriptなどのファイルをエディタで書き換えたとします。
そして通常通り更新をしてもエディタで書き換えた内容が反映されないという事がありますが、これはキャッシュによるものです。
こういった場合はキャッシュクリアをしましょう。
WindowsであればCtrl +F5
MacであればCommand +Shift +R
でキャッシュクリア出来ます。
ちなみにキャッシュは英語でcacheです。
cashではないのでご注意ください。w
cash = お金、ではないんだニャ
Cookie
Cookieもユーザーの履歴を保存しておくものですが、こちらはIDやパスワードなど、WEBサイトのユーザー情報を保存しておくためのものです。
メリット
Cookieのメリットは非常に分かりやすいです。単純にAmazonやFacebook、
X(旧Twitter)、etc...
ログインが必要なサイトというのはわたし達の周りに溢れていますし、日常的に使用しています。
CookieがあることでそういったサイトのログインIDやパスワードを覚えてくれているのです。
もし、Cookieが無かったら?と考えるだけでゾッとしますね。笑
毎回毎回ユーザー名やパスワードを入力することになります。恐
メリットどころかもはやクッキーは私たちの生活に無くてはならない機能と言えます。
デメリット
そんなCookieですが、デメリットも存在します。
不特定多数の人が利用する公共のパソコンなどでログインし、クッキーを削除せずにパソコンから離れてしまうと第3者に悪用される恐れがあります。
会社で使用するパソコンなども同様ですね。
自身専用のパソコン以外ではクッキーを使用しないのが無難と言えそうです。
Cookieのその他の機能
また、リマーケティング広告もクッキーを使用しています。
リマーケティング広告とは、ユーザーを追尾して表示する広告の事です。
楽天やAmazon、その他サイトで以前見た商品が違うサイトで広告として表示されることはありませんか?
あれこそがリマーケティング広告です。
人によっては追尾されてる感じがして嫌な気分になるかもしれません。
このリマーケティング広告はユーザー情報を保存するCookie無しでは使えない広告なのです。
こういったところでもCookieの機能は活躍しているのですね。
IT用語を学ぶなら
IT用語を学ぶなら以下の本がオススメです。
自身もこの本で勉強していますが、
・イラスト付きで親しみやすい
・説明が丁寧で圧倒的に分かりやすい&読者に寄り添ってくれる文章
上記の2点からこの書籍は最高だなと思います。
もしよかったら参考にしてみてください♪
終わりに
はい、本日の記事は以上となります。
・キャッシュはWEBサイトのHTMLやCSSを保存する機能
・Cookieはユーザーの情報を保存する機能
でしたね。
この辺りはIT用語の基礎なのでしっかりおさえておきましょう✨
それではまた明日の記事でお会いしましょう。
おしまい✨