Googleアナリティクスで内部リンクを解析する方法が知りたいです。ページごとにどの内部リンクがクリックされているのか、どれくらいの数がクリックされているのかを知りたいです。
本記事では上記のような疑問を解決します。
昨日は「Googleタグマネージャーを使用して内部リンクのクリック数を調べる」というテーマの記事でしたが、今回は更に深堀した記事です。
>>Googleタグマネージャーで内部リンクのクリック数を調べる方法
・どのぺージで内部リンクがクリックされているのか
・ページごとの内部リンクのクリック数や内部リンクの種類
このような事の調べ方について解説したいと思います。
※本記事の内容は先の>>Googleタグマネージャーで内部リンクのクリック数を調べる方法の内容を既に実施されている方向けの内容となりますので、まだの方は先にGoogleタグマネージャーの設定からお願いします。
ココがポイント
>>【月に1万円稼ぐ】ブログで収益化するまでのロードマップを公開します
Googleアナリティクスで内部リンクを解析する方法
では早速やり方について見ていきましょう。
まず、Googleアナリティクスを開き
メニュー→行動→イベント→概要
の順にクリックします。
次にイベントカテゴリの「内部クリック」をクリックします。
※この名称は自由に決められるため、タグマネージャーの設定によっては「内部クリック」という名称じゃない場合もあります。
「イベントアクション」をクリックします。
するとこのように指定した期間内で内部リンクがクリックされた数が多い順番でサイトのURLが表示されます。
ポイント
内部リンクがクリックされているということはユーザーに何かしら次の行動を及ぼす影響力の高い記事ということですので、自身のブログの重要な記事がここでわかります
更にページ内でどの内部リンクがクリックされているかを調べることも可能です。
確認したいURLをクリックします。
するとこのようにどの内部リンクが何回クリックされているかを知ることが出来ました。
どの記事が他の記事に誘導できているか、という点が分かりやすく表示されていますね
内部リンクを解析して見直すべき内容
主に以下の内容を見直しましょう。
内部リンクが多くクリックされている記事の場合
内部リンク先にアフィリエイトリンクを設置出来ないか検討します。
内部リンクで多く誘導できているということはその分読者の評価も高く、有益な記事である場合が多いです。
そしてその内部リンク先にアフィリエイトリンクを設置したページを効率的に収益を発生させることが出来るというわけですね。
現時点で評価の高い記事のはずなので有効活用していきましょう
内部リンクのクリック数が少ない記事の場合
大きくは以下です。
ココがポイント
・リンク先のタイトルは魅力的か
・リンクを設置する場所は適切か
もし内部リンクのクリック数が少ない場合は上記の内容を見直すことをオススメします。
ちなみに、内部リンクのクリック率は記事上部にあるほど高いということも知っておきましょう。
なぜ内部リンクに注目するのか?
でもそもそもなんでそこまで内部リンクに注目するんだろう
と思った方もいるかもしれません。
大きな理由としては以下です。
ポイント
・近年のSEOではトピッククラスターモデルが重要視されているため
・内部リンクを使って集客記事から収益記事へ送客して収益を発生させる手法が有効なため
トピッククラスターモデルについて
トピッククラスターモデルとは、内部リンクで関連する記事同士を繋ぎ合わせることでGoogleのクローラーが効率的にサイト内を回遊することができ、サイトの構成が分かりやすくなることでサイト全体の評価を上げる事が出来るSEO対策の一つです。
近年のSEOでは、特にビッグワードなどの競合が多いキーワードでは記事単体で検索エンジンでの上位表示を狙うことは難しいため、記事同士を繋ぎ合わせて団体戦で戦うことが良しとされています。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
集客記事から収益記事へ送客する
トピッククラスターモデルに近い考え方ではあるのですが、こちらの考え方としては
競合の少ないロングテールキーワードで検索エンジン上位を取り、そこから内部リンクで収益記事につなぐ
というものです。
これはドメインパワーが弱い個人ブロガーにオススメの手法でして、効率的に収益を発生させることが出来る方法。
この手法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ:内部リンクを解析し、収益化を進めよう!
内部リンクを解析することは大事ですが、手段の目的化が起きないように注意しましょう。
たまに分析して
この記事はこれだけ内部リンクがクリックされているんだな!
と知りそこで満足してしまう人がいます。
ただ、目的は「収益化するための内部リンク最適化」だと思うので当初の目的を忘れずに改善を重ねていくようにしましょう。
というわけで本日の記事は以上です( ͡° ͜ʖ ͡°)