「あー明日面接だなあ。第1希望の企業だけど面接緊張しそうだなあ。ちゃんと上手くやれるか不安だな。」
「面接で相手に好印象を与える方法とか無いのかな。」
上記のようなお悩み、疑問にお答えします。
面接って緊張しますよね。失敗すると選考から落ちることは必至。
ただ、裏を返せば企業とコミュニケーションを直に取れる絶好の機会でもあり、アピールできる場でもあります。
今回の記事では、面接で相手に好印象を与えるためにはどうすればよいか、というテーマで見ていきましょう。
記事の信頼性
前職で面接官を8年ほど務めた経験と自身が転職する際は200社以上に応募し、転職に成功した経験が、記事の信頼性の担保につながると考えています。
結論:必要なのは入念な準備と自分の価値の明確化
早速ですが結論です。
結論は、入念な準備と自分の価値の明確化を行うことです。
どういうこと?
と思われた方に解説していきます。
準備してきたかは面接官にはすぐバレる
面接の準備とは主に以下のような事です。
・企業研究
・想定問答
・その会社で貢献出来る強み
上記内容をしっかり掘り下げていく事が重要です。
まず、企業研究ですが、出来ていない人が本当に多い印象です。その人は「その瞬間」で選考から落ちることは必至です。
なぜなら、企業側は「自社を調べているか」どうかということもありますが、「仕事に対してちゃんと準備して臨める人物か」ということも、企業研究をしているかどうかで見ているのです。
営業や商談などをする際でも、相手のことを一切調べずに行っても玉砕は火を見るよりも明らかですよね。
ただ、転職活動になるとこれが出来ない人が多い。
そういった場合、「当社のどのあたりに興味を持たれましか」などの質問が来ると「企業理念に共感しまして」などと浅い返答でお茶を濁すことになります。そうすると面接官には良い印象を与えることはできません。
企業研究のポイント
でも仕事しながらだし転職活動にも中々時間が割けないから企業研究って言われてもそんなにがっつりできないよ
と思われる方もいると思います。
現在の仕事をしながらの転職活動は大変ですよね。朝から出勤して、夜まで働いてご飯を食べてお風呂に入ると夜も深くなってきます。
そのため、企業研究もある程度ポイントを絞って抑えることが大事です。
・企業理念のどこにどう共感したのか
・事業内容のどういった部分で自分が貢献出来るか
・特に魅力的に感じた部分
このようにただ企業理念や事業内容を覚えるだけではなく、自分がどういった点に”なぜ”共感したのか、”どういった点”で自分は貢献出来ると考えているのかということを明確化にして言語化しておくことが大切です。
言語化していないと、いざという時に言葉が出てこなったりしますが、言葉としてまとめておくとスッと出てきたりするものです。
自分の価値を明確にしておこう
次に大事なのは「自分の価値の明確化」です。
ここで言う価値とは、希望先の企業が欲しがるような能力です。
例えば、今まで接客業を10年やってきた人が、接客を全くしない企業を受ける際に「私の武器は接客力です!」と熱く語ったところで面接官としては「はあ・・・(うち接客しないんだけどね)」と思うでしょう。
そのため、相手が「その能力や経験はうちでも活かせるね!」と思われるようなものをピックアップすることが大事です。
スキルであれば一番良いですが、今までの経験で活かせそうなものがあればしっかりとそれを言語化して相手に「この人良いな!」と思われるように準備しておくことが大切です。
自分を”商品”と考えよう
少し乱暴な表現ですが、自分のことを「商品」と考えるくらいがちょうど良いです。
なぜなら面接は相手に好印象を持ってもらうことが重要であり、好印象を持ってもらえないことには事態は前に進んでいくことがありません。
「あんまり良くないな」「微妙だな」と思う商品を購入しますか?しませんよね。
そのため「自分はこんなに良い人材ですよ」ということをその企業に合わせて話すことが必要です。
ただ、詐欺師やぺてん師のように「話術を巧み使って話そう」というわけではありません。
あくまで誠実に、誠意を持って話をすることが重要です。そしてその上で、今回の記事でお伝えさせていただいた入念な準備と企業のニーズに合致する自分の強みを明確化することが重要です。
リモート面接で使える裏技
コロナ禍になってからリモートで面接を受ける機会も増えてきました。
その際に使えるちょっとした裏技で「カンペを用意する」というものがあります。
もし企業理念などを忘れそうだ、不安だという場合はお守り的な感じでカンペを画面に貼っておいても良いと思います。私も何回かしました。笑
ズルしてるようにも見えますが、何とかして受かりたい一心だったので使える手段は全部使おうと思ったのです。
ただ、面接は予想出来ない質問がきたり、想定外の話になったりする場合もあります。そういったときも慌てずに落ち着いて対応するようにしましょう。
それではまた次の記事でお会いしましょう。