突然ですが、「モバイルボヘミアン」という言葉をご存知でしょうか。
元音楽プロデューサーで現在はニュージーランドの湖畔で暮らしている四角大輔さん(@4dsk)と実業家の本田直之(@naohawaii)さんの共著の名前であり、「旅をするように生きる人のこと」をモバイルボヘミアンと呼びます。
今回はこの著書について深掘りしていきたいと思います。
旅するように生きるとか夢のまた夢だよ
と思われている方も本書を読めば希望が生まれて行動に移せるかもしれません。
「将来は独立して自由生きたい」
「しがらみに縛られずに生きたい」という方にはきっと新たな発見がある1冊だと思います。
モバイルボヘミアンとは
モバイルボヘミアンは四角大輔さんと本田直之さんによる造語で、「特定の場所に縛られずに働き、生きる人たち」のことです。
なんだか自由な響きがして憧れますよね。
事実、四角さんはニュージーランドの湖畔を拠点としつつ、日本や各国を行き来しながら生活をしておられます。
まさに旅をしながら生活されているのです。
こんな所で毎日暮らせたら良いですよね。
元々音楽プロデューサーとして活躍されていた四角さん。
絢香さんやSuperfly、平井堅さんなど著名なアーティストのプロデュースを手がけてこられ、今ではモバイルボヘミアンとしての活動や、執筆などで収益を得られているようです。
そして、本田直之さんはハワイと東京に拠点を置きつつ活動されている実業家です。
ただ、このお二人もモバイルボヘミアンにいきなりなれたわけではありません。
長年の準備をされた上で現在の生活を手に入れられました。
準備の詳細は本に記載されていますが、ここではその一部をご紹介したいと思います。
スキルを手に入れる
準備として重要な事が、「スキルを手に入れる」という事です。
会社員の場合、社内で役割があり、それをこなす事で企業に貢献し対価としてお給料が発生します。
ただ、モバイルボヘミアンとして自由に生きるということはつまり「自分で稼ぐ力」が必要ということです。
そのため自分のスキルを確立し、そのスキルで食っていけるようになる事がモバイルボヘミアンになるためには欠かせません。
お二人とも分野は違いますが、専門的なスキルをお持ちです。
もし将来的にモバイルボヘミアンを目指したい方がいればこの「スキルを手に入れる」をまず意識する事が大事と言えそうですね。
ミニマムライフコストを明確化する
次に準備するべきことは「ミニマムライフコストを明確にする」ということです。
ミニマムライフコストとは
ミニマムライフコストとは、生活していく上で最低限必要な金額、生活費のことです。ミニマムライフコストを明確にする事で、お金に対する不安を無くす事が重要です。
ミニマムライフコストを洗い出すと、自分自身が稼ぐべき金額が明確になり、生き方の方向性がより定まりやすくなると思います。
衣食住に関することは勿論、それ以外に関することも何かとお金はかかるものですが、「モバイルボヘミアンとして生きていく上でいくら必要か?」という金額は再度洗い直してみても良いかもしれませんね。
モバイルボヘミアンにはリスクもある
モバイルボヘミアンは自由な響きがあり、憧れる人も多いとは思います。
ただ、言ってしまえば「フリーランス」「自営業」と同じでありリスクも当然あります。
税金などの手続き面が面倒なのは勿論ですが、収入が途絶える危険性も会社員に比べてずっと高いです。また、ローンなども組みにくいなど社内的な信用も安定している会社員に比べては低いと言えます。
このようにリスクもあるモバイルボヘミアンですので、もし目指すようであればこの辺りの不安が解消されるように計画していくことが大事と言えそうですね。
会社員として勤めながら準備しよう
実はこの記事を書いている私もモバイルボヘミアンを目指している一人です。
めちゃくちゃこの書籍に影響を受けました(笑)
この書籍を読んでから自分の価値観や生き方が変わり、転職する事にしたのです。
それくらい自分自身には影響を受けた一冊です。
書籍の中でも「自分が特別だからモバイルボヘミアンになれたわけではない」という話を四角さんがされています。
どうせ俺なんてなれないよ
と諦めるのではなく、準備をしっかりしていくことで誰しもがモバイルボヘミアンになれる可能性があるということですね。
なので
「自分の人生に悩んでいる」
「変化するための一歩が踏み出せない」
という方には是非読んで頂きたい一冊です。
わたしも自分の生き方に疑問を抱きこの書籍を手に取った事が始まりでした。
「モバイルボヘミアンとして生きていくためのスキルがない」という方も大丈夫です。
会社員として勤めながら、自分のスキルを高めていけば良いと思います。
人生は一度きり
誰しも、人生は一度きりです。
そして、いつこの命が途絶えるかは誰にも分かりません。
事故、病など人々を脅かす事象もあります。
だからこそ悔いのない人生を歩む事が一番大事なのではないかと思います。
モバイルボヘミアンはリスクもある生き方ですが、もし実現出来たら素晴らしい人生になりそうですね。
というわけで本日の記事は以上です( ͡° ͜ʖ ͡°)
おしまい。