XAMPPで参照するファイルの場所を設定したいんだけどどうやったらいいんだろう。
今回の記事は上記のような疑問やお悩みに役立つ内容となっております。
XAMPPを使っていてXAMPPが参照するフォルダやファイルを変えたいときってありますよね。
そういった場合あるファイルを少し書き換える必要があります。
決して難しい作業ではありませんのでご安心ください。
それでは早速行ってみましょう。
XAMPPのドキュメントルートを設定方法する方法
では早速ですが、XAMPPのドキュメントルートの設定方法について見ていきます。
httpd.confファイルを書き換える
書き換えるファイルというのはhttpd.confファイルのことです。
httpd.confファイルの場所は通常以下の場所にあります。
C:\xampp\apache\conf
httpd.confとは
そもそもhttpd.confとは何でしょうか。
httpd.confとは、WebサーバソフトのApache HTTP Serverで利用される、サーバの設定を記述したファイル。Webサーバの動作に関する情報を記述したテキストファイルで、Apacheでは主な設定のほとんどはこのファイルに記述される。
引用元:IT-Words
要はWEBサーバーの動作に関する情報や内容が書かれているファイルのことで、Apacheを使う上で非常に重要なファイルになります。
もし記述内容を変更する場合は別でバックアップを取るなどしてから変更したほうが賢明ですね。
ドキュメントルートを書き換える
では次にhttpd.confファイルを開きましょう。
するとファイルの中頃に以下のように
DocumentRoot "C:/xampp/htdocs"
<Directory "C:/xampp/htdocs">
という記述があるところがあります。
見つけづらい場合はCtrl+FでDocumentRootと検索すれば簡単に見つけることができて便利です。
このDocumentRootのパスを変更すればドキュメントルートの変更が出来るというわけです。
例を見てみましょう。
実際に変えてみよう
例えば現状は以下のようなパスに設定しているとします。
DocumentRoot "C:/xampp/htdocs"
<Directory "C:/xampp/htdocs">
この状態からC:Program Files/HPというドキュメントルートに変更したかったとします。
(実際にこの場所に置くことはまずありませんが、大幅に変える場合の例えとして記載します)
C:\Program Files\HP
すると上記のように記載することでXAMPPが参照する場所を変えることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
思った以上に簡単に変更できるので驚いた方もいるかもしれません。
手順としては、
C:\xampp\apache\conf
上記のパスのhttpd.confファイルのDocumentRootを変更すればOKでしたね。
XAMPPを使っているとDocumentRootを変えたくなる瞬間も多々出てきますので、ぜひ使い方を覚えておいてください。
それではまた次の記事でお会いしましょう。