ブログで検索順位を上げるにはやっぱり記事数が大事なのかなあ。
何でもいいから書いて書いて書きまくればいいって事?誰か教えて~!
本日は上記のような疑問やお悩みに役立つ内容となっております。
ブログの記事の検索順位を上げるとき、記事数をとにかく書けばいいと思っている人がいますが、それは間違いです。
今回の記事ではブログやSEO界隈で囁かれる「記事数が多い方がSEO的には有利なのか?」という説について深堀していきたいと思います。
結論:検索順位に記事数は関係ない
まず結論からですが、検索順位に記事数は関係ありません。
実際にGoogleのジョン・ミューラー氏も以下のように発言しています。
A higher page count means nothing (otherwise everyone would have an infinite calendar on their site, or heck, two.) There's (still) no magical ranking factor that results in a site ranking better if it has more pages indexed.
reddit
上記を和訳すると以下のようになります。
ページ数が多くても何の意味もありません。インデックスされているページ数が多ければサイトの順位が上がるという魔法のようなランキング要素は(今も)存在しません。
上記の通りでして、2022年現在も無闇やたらに記事を増やしても上位表示が出来るわけではないと言えますね。
ちなみに、ジョン・ミューラー氏はGoogleのWEBマスター・トレンド・アナリストで、Googleの重要人物の一人と言われています。
https://twitter.com/johnmu?s=21
トレンドのSEOについてよくツイートされているのでSEO担当の方はフォローしておいて損はないと思います。
量より質が大事
Googleは「Googleで検索したユーザーに満足してもらうこと」を目指しています。
それはつまり、Googleを使って「自分が探している記事がいち早く、かつ的確に見つかってほしい」というユーザーの願いを叶えることです。
もしあなたが「東京渋谷でおススメの美容室を教えてほしい!」と考えて検索をかけたものの、検索上位に上がってきた美容室が東京の新宿出あった場合、「なんだこの検索エンジン!もう使わない!」となりませんか?(少し大げさな例えですが)
なのでGoogleはユーザーにとって本当に価値がある記事しか上位には上げません。
価値がある記事=ユーザーの検索意図にあった記事
と言えますね。
ちなみに、Googleが掲げる10の事実では以下のように記載されています。
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
Googleが掲げる10の事実
逆を言ってしまえばユーザーに焦点を絞っていない、無意味な記事を増やしても上位に上がることはないということです。
低品質な記事を提供することによるサイトへの影響
低品質な記事をブログなどで掲載してしまうと、低品質な記事の数に限らず検索順位が下がってしまう(サイト全体の評価が落ちる)ことがありえます。
Googleが提供する以下の記事には以下のような記述があります。
ウェブサイトが質の低いコンテンツを含む場合、サイト全体のランキングに影響が及ぶ可能性があります。質の低いページを削除したり、コンテンツの内容が薄いページを有用なページに統合あるいは改善したり、質の低いページを別のドメインに移動したりすることによって、コンテンツの質が良くなり、掲載順位が上がる可能性があることを Google の他の個別のガイダンスで説明しています。
Google検索セントラル
上記の事から、質の低い記事は極力作らないようにする事がSEOの観点からは賢明と言えそうです。
質の良い記事が増えれば当然効果がある
ただ、SEO的に効果が低い(もしくは無い)のは質の低い記事を量産することであり、質の高い記事を増やしていくことはもちろん検索順位を上げるうえで有効とされています。
質の良い記事が複数あることで、専門性が高いとE-A-Tの面で評価が高いサイトとGoogleから判断される傾向にあるからです。
E-A-Tについては以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。
また質の良い記事が多い=多くの読者の悩みにこたえられるサイト、という捉え方も出来ますね。
なのでもしこれから「検索順位を上げたい!」ということであれば、質の良い記事を複数作ることを心がけると良いと思います。
質の良い記事とは?
では具体的には質の良い記事とは何でしょうか。
それはずばり、「読者の悩みを解決出来る記事」ということになります。
この場合、文字数も特に問題ないとされています。
文字数が1000文字以下だが、読者の悩みを解決している記事
文字数が5000文字以上あるが、読者の悩みを解決出来ない記事
いかに文字数が多くても、読者の悩みを解決できない記事であれば評価は低くなってしまいます。
ただ、個人的にはある程度読者の悩みを解決するのであれば1000文字以上は必要なのでは無いかと思います。
先ほどのGoogleが掲げる10の事実はいつも頭に置いておくようにしましょう。
抽象的な表現ではありますが、Googleが掲げる10の事実の内容についてはGoogleが重視している事であり、検索順位を決める指標ともされているからです。
結局大事なのは数?質?
質が大事なのはわかったけど結局大事なのは数なの?質なの?
基本的には大事なのは質だと言われています。
どちらが大事かと言うと、結論どちらも大事なのですが
質を伴ってないのに数を増やすのは意味が無いどころかサイトへの悪影響になる
というのがまとめになります。
SEOは正解があるようで正解が無いとされています。
なぜならGoogleが「こうすれば検索順位を上げるよ」という具体的な方法論を明示していないからです。
時には大幅なアップデートがあり、SEO担当者を困惑させる事も。泣
今回の記事では、「記事の質と数のどちらが大事か」という点について紹介しましたが、SEOは時代によってどんどん変わっていくので常にアンテナを張っておく事が大切ですね。
というわけで本日の記事は以上です( ͡° ͜ʖ ͡°)