ブログ記事で上位表示するにはE-A-Tが重要って言われてるけどE-A-Tって何なの?具体的に知りたいな
本記事では上記のような疑問を解決します。
E-A-Tとは
・Expertise(専門性)
・Authoriativeness(権威性)
・Trustworthiness(信頼性)
の頭文字を取った単語の事でして、Googleがサイトや記事を評価する際の重要な概念とされています。
ブログやWEBサイトにおけるE-A-Tの重要性は以前から説かれています。
Googleのアルゴリズムは日々進化し続けていますが、検索品質評価ガイドラインという文書にも頻繁にE-A-Tという言葉が出てきており、多数のSEO担当者がこのE-A-Tに注目しています。
この記事でわかること
・E-A-Tのそれぞれの項目の意味がわかる
・E-A-Tを高めるための方法がわかる
Expertise(専門性)とは
Expertise(専門性)とは、その記事がどんな人によって書かれていて、その人がどんな専門性を持っているかを測るためのものです。
ブログを読む側の立場になれば分かることですが、ブログを読むのであればその道の専門家の記事の方が良いですよね。
どうせ読むなら専門家の記事が良い!
・プログラミング歴10年のプロが書いた記事
・最近プログラミング学習を始めた駆け出しエンジニアの記事
もちろん、後者にも「駆け出しだからこそ書ける記事」というのは存在しますしそういった記事を読みたい人も一定数いるとおもいます。
ただ、Googleの定めるE-A-Tという概念の中では前者が評価されるということですね。
言わずもがな、経験が長く様々な知識や裏付けがある人の記事の方が信頼性が高いからです。
経歴が3ヶ月の人と10年の方ではその職種で得た経験の数が違うのは言うまでも無いと思います。
Authoriativeness(権威性)とは
Authoriativeness(権威性)とは、その道でどれくらいの人から支持されているかを示すものです。
ブログでどれくらい支持されているかってどうやって調べたらいいの?
ブログでどれくらい支持されているかを調べるには、「被リンクの数」が一つの指標になります。
被リンクとは
被リンクとは、他のWEBサイト上やブログで貼られている自身のサイトのリンクの事です。
この被リンクの数が多いほど、権威性のあるサイトとGoogleに認めてもらうことができます。
ちなみに、自身サイトの被リンクの数を調べる方法があります。
Google Search Consoleのメニュー→リンク→右上の外部リンクをエクスポートを押せば自身のサイトのリンクを貼ってくれているサイトを見ることができます。
Trustworthiness(信頼性)とは
Trustworthiness(信頼性)はブログやWEBサイトの内容や運営者が信頼できる事を示します。
では、ブログや運営者を信頼してもらうにはどうすればよいでしょうか?
信頼性を高めるために効果的な方法としては、記事内で記載する内容の意見や見解の裏付けとなる論拠やエビデンスを記載することです。
「こうであるから、こうなのです」という情報の出どころをきっちりと示すということですね。
この時に「権威性の高い機関やサイト」をリンク元にすることも忘れないようにしましょう。
エビデンスは、情報源となるサイトのリンクや、表、グラフ、写真などがありますね。
Googleは記事が信頼できるかどうかをクローラーだけでチェックするのではなく、専任スタッフがGoogle General Guidelinesといったマニュアルに基づいて目視でチェックしていると言われています。
自分自身の考えだけを主張するのでなく、その主張となる裏付けを十分に示して初めて信頼性を獲得出来ると考えましょう。
E-A-Tを高めるための方法
ではここからは具体的にE-A-Tを高める方法について見ていきましょう。
【E-A-Tを高める方法】
・自分の専門性を活かしたテーマにする
・著者を明示する
・定期的に情報をアップデートする
・誤字脱字/リンク切れを無くす
E-A-Tは近年のSEOで重要な概念。 是非押さえておきましょう。
自分の専門性を活かしたテーマにする
Expertise(専門性)を高めるために最も簡単な方法は「自分の専門性を活かしたテーマに特化したブログにする」ということです。
1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
引用元:Googleが掲げる10の事実
上記にもあるように、多種多様な内容を書くよりも一つのことに特化した方が専門性が高いと評価される傾向にあります。
自分の専門性の高い分野が収益化しやすいorしにくいという問題もあるため一概に特化ブログが良いとは言い切れませんが、E-A-Tの観点では特化ブログの方が有利と言うことになりますね。
また、専門性を高めるためにはプロフィール文にも分かるように記載するようにしましょう。
例えば上記のような形です。
自分がどういった結果を残しているか、経歴なのかを書くことでGoogleにも読者にも自分の専門性を伝えることができます。
また、プロフィールの詳細ページも作成し、上記のようなプロフィールカードで収まらない今までの自分の経歴などを詳しく書いておくと検索エンジンが「どういった人物が運営しているか」をより詳しく知ることが出来るため、プロフィールをしっかり作りこんでおくことが重要です。
実際、Googleの「検索品質評価ガイドライン」でも「コンテンツ制作にとって経歴情報の記事は評判情報の良いソース」と書かれておりプロフィールページが重視されていることが分かります。
著者を明示する
ブログは基本的に一人のブロガーが記事を書くことになりますが、ブログの収益が増えてきたり、企業としてメディア運営をしている場合は「この記事は誰が書いているのか?」を明記しておきましょう。
例えば以下のように、記事の冒頭に「この記事を書いている人が誰か」を表示しておくと読者にとっても検索エンジンにとっても分かりやすくて良いですね。
上記のようなライター情報は有料のWordPressテーマであれば大体機能としてついているはず。
無料の場合もプラグインなどを上手く使用して表示するようにしましょう。
定期的に情報をアップデートする
読者と検索エンジンは常にフレッシュネスな情報を求めています。
新規記事を増やすことは非常に重要ではありますが、定期的に古くなった記事にリライトをかけて情報の鮮度を保つことも信頼性を高める上では重要です。
さらにリライトをすることで上記のようにSEO対策にもつながります。
誤字脱字/リンク切れを無くす
誤字脱字が少々あっても正直SEO的には関係ない場合もあります。
僕自身の記事でも誤字脱字がある記事が検索上位1位を取ったことは何度もありました。
ただ、誤字脱字があまりにも多い、放置されているようなブログというのは読者から見ても検索エンジンから見ても良しとされません。
そのため誤字脱字が無いように記事作成後は一度は記事を見直すようにしましょう。
また、リンク切れもユーザーをがっかりさせることに繋がりますので、定期的にリンク切れが無いかチェックしておくことが大切です。
こちらのツールは無料で使えるツールなのでオススメですよ。
E-A-Tについてのまとめ
いかがでしたでしょうか。
・専門性を高めるためには専門性をアピールするプロフィールページへのリンクを貼る
・権威性を高めるためには権威のあるサイトからの被リンクを獲得する
・信頼性を高めるためには記事の論拠やエビデンスを用いる
でしたね。
被リンクを獲得するにはある程度他者の力も必要だと思います。
その前に、まず専門性と信頼性を磨くことが大切で、その結果被リンクの集まる権威性のあるWEBサイトが出来上がると思います。
ブログを始めたばっかりだしE-A-Tなんて皆無だよ
と思われるかもしれませんが、自分自身の書き方次第、意識次第でE-A-Tを備えたブログやWEBサイトを作る事は可能です。
時間はかかるかもしれませんが、一つ一つの積み重ねがサイトを醸成させていくと思います。
それではまた次の記事でお会いしましょう。