ブログのリライトとか面倒だなあ。やったところでどんな効果があるか分からないし。そもそもリライトのメリットって何なの?やるなら具体的な方法も知りたいな
本記事は上記のような疑問を解決する記事となっております。
ブログを書いていると「リライト」という言葉が耳に入ってくると思います。
リライトとは、「Re write」。
つまり「過去の記事に修正加筆を加える事」ですね。
しかし一言でリライトと言っても「リライトするメリット」や「リライトってどうやるの?」と思われるかもしれません。
なので今回の記事ではそういった方向けにリライトするメリットとリライトのやり方について解説していきたいと思います。
この記事でわかること
・リライトのメリットがわかる
・リライトのやり方がわかる
リライトのメリット
早速ですが結論です。
リライトのメリットですが、大きくは以下の4つになります。
簡単な流れ
- Googleから高い評価を得て記事が上位表示されやすくなる
- 記事のクリック率が上がる
- 鮮度の高い記事を読者に届けることができ、結果ファンが増える
- 記事の信頼性が高まる
では実際に上記の内容を深掘りしていきましょう。
Googleから高い評価を得て記事が上位表示されやすくなる
Googleは常に「クローラー」と呼ばれる、WEBサイトを巡回させるロボットを走らせており、記事やサイトをチェックしています。
別名「Googlebot」とも呼ばれています。
その上で情報が新しい場合や、コンテンツが追加されている、修正加筆されている場合にクローラーが変化を認識し、Googleから評価されて記事の順位UPに繋がるとされています。
Googleは「こうすれば検索順位が上がる」という具体的な方法については明示していませんが、リライトすると検索順位が上がるのは前例から見ても間違いない事実と言えそうです。
この方の記事にもリライトによる検索順位向上に関する興味深い内容が書かれています。
ただ、リライトをすると言っても漠然と記事を修正しても順位が上がることはありません。
少しでも読者の知りたい検索意図に近づくような記述をしたり、記事の構成をより読みやすくしたり、画像や表を入れてみるなど、記事を修正していくことで始めて検索順位が上がってきます。
記事のクリック率が上がる
リライトする箇所は色々とありますが、大きく分けると以下の3つとなります。
リライトする箇所
・タイトル
・メタディスクリプション
・本文
上記の中でも、タイトルとメタディスクリプションは自身のブログやサイトに流入する前に読者に見られるポイントですよね。
そのため、タイトルとメタディスクリプションを読者が興味を抱くものに変えるだけでも記事のクリック率を上げ、更に言うと記事のアクセス数を挙げることが出来ます。
なのでもし
検索上位には来ているのに記事のアクセス数が低い!
という場合は記事のタイトルやメタディスクリプションをリライトしてみてください。
鮮度の高い記事を読者に届けることができる
次のメリットは、「鮮度の高い記事を読者に届けることができる」です。
誰だって情報を得る為には新しい最新の記事を読みたいですよね。
数年前の記事を読んでも今とは環境が違ったり、世の中の価値観が変わっていることだって数多くあるはずです。
世の中はすごいスピードで進化しています。
特にWEB業界に関しては半年前や1年前の情報でさえ古く感じてしまうほどです。
その中で記事を定期的に書き直しているサイトは情報の鮮度が高く、読者からの信頼も厚くなるはずですよね。
そして読者に気に入ってもらえると、自然とリピートする読者の数に比例してブログのアクセスも増え、結果的にGoogleからの評価も上がることでしょう。
記事の信頼性が高まる
次のメリットは「記事の信頼性が高まる」です。
例えば、
どちらの方が良い記事?
- 一度書いたまま放置されている記事
- 丁寧に定期的に更新されている記事
上記ではどちらの方が信頼出来るでしょうか。
言わずもがな、後者だと思います。
一度書いた記事でも信頼性が高い記事もありますので一概には言えませんが、定期的に修正加筆されている記事の方がしっかりとメンテナンスされているように感じて信頼性が高いように感じますよね。
Googleは検索エンジンを利用するユーザーのために常に新しい情報を提供してくれるサイトを探しています。
そのため一度書いて放置していると、瞬間的に検索順位を取れたとしても、それを上回るサイトが出てくると検索順位は落ちてしまいます。
そのため、定期的なリライトをする事で検索順位も維持、向上させることができます。
リライトのやり方
次にリライトのやり方についてご説明します。
基本は以下の3ステップでリライトを行います。
リライトの流れ
- 検索順位をチェックする
- リライトするポイントを洗い出し、リライトする
- 再度検索順位をチェックする
検索順位をチェックする
リライトするためにはまず現時点での記事の順位をチェックする必要があります。
なぜかというとそもそも「そのリライト内容が適切だったかどうか」は、リライト前の順位を把握しておかないと判断出来ないからです。
リライトの答え合わせが出来ない、ということですね。
しかし、検索順位を1つずつチェックしていたらそれだけで日が暮れてしまいますよね。
そのため、検索順位チェックには専用のツールを使うとよいでしょう。
僕が使っているのはGRCというツールです。
検索順位チェックツールを使わない=マラソンランナーがストップウォッチを持たない事と同じ。
自分の記事の順位が分からない状態で正しいSEOは出来ない。
なので稼ぐブログにしたいなら導入しない選択は無いですね。
上記の通りでして、GRCを使うことで現在の検索順位や、キーワードごとの検索順位の推移が手に取るようにわかります。
上記はGRCのメイン画面ですが、赤枠の左にあるのがキーワードで、その横にある数字が検索順位になります。
上記にある数字はすべて「1」ですが、これが10位だったり20位以下だったりすることもありそういった場合にリライトをかけていくわけですね。
このようにGRCは「記事がどれくらい評価されているか」を知ることが出来るため、もはやブログを運営する上ではなくてはならないアイテムになっています。
有料ですが、本気でブログに取り組みたい方は導入をオススメします。
リライトするポイントを洗い出し、リライトする
次にリライトするポイントを洗い出します。
といってもまずは自分が「おかしいな」と思う部分を上から更新して行っても大丈夫です。
私もよく実感しますが、過去の記事を見て恥ずかしくなる事は多々あります。笑
「なんでこんな言い回ししてるんだろう」
「なんでこの行間にしたんだろう」
「なんでこの構成にしたんだろう」
まさに「なんで」のオンパレードのはずです。笑
ただ、裏を返せばそれだけ自分が成長してるという証明でもありますのでポジティブに受け止めましょう。
このように違和感を覚える所を修正するだけでまずはOKです。
それだけでも十分検索順位が上がる可能性はありますよ。
状況別でリライトする場所を決める
ただ、本文のリライトだけが全てではありません。
リライトのメリットの部分でも紹介しましたが、タイトルやメタディスクリプションをリライトする場合もあります。
ではどういった時にそのリライトする場所を決めるかについて以下にまとめました。
・検索順位を上げたい→本文のリライトを行う
・クリック率を上げたい→タイトルとメタディスクリプションのリライトを行う
上記のように判断してリライトを行いましょう。
検索キーワードを確認してタイトルや見出しを修正する
更に使えるテクニックとして、「検索キーワードを確認してタイトルや見出しを修正する」というものがあります。
具体的なやり方をお伝えします。
検索パフォーマンスをクリック
まず、Google Search Consoleの右手のメニューから「検索パフォーマンス」をクリックします。
調べるページを選択する
次に調べるページを選択します。
上記のように「ページ」を選択し、その下にあるページごとのURLをクリックします。
キーワードごとのクリック数を確認する
すると、ユーザーがどんな検索キーワード(クエリ)でブログに訪問してきたかを知ることが出来ます。
ここで見てほしいのが以下です。
ポイント
表示回数が多いけど、クリック数が少ないクエリ
こちらのクエリを参考に、多く表示されているクエリを該当ページタイトルやh2タグに入れてみてください。
たったこれだけで検索順位が上がる可能性が高ります。
少ない時間でも出来る簡単かつ有効なリライト方法なので是非導入してみてくださいね。
再度検索順位をチェックする
記事をリライトしたら検索順位を再度チェックします。
ただ、リライトしていつ検索順位に反映されるかはわかりません。
翌日に検索順位が上がったという場合もありますし、数ヶ月かかる事もあるようです。
ただ、少しでも検索順位への反映を早まるためにGoogleに記事が更新したことをお知らせする事は出来ます。
リライトしたらGoogleに知らせよう
リライトをGoogleにお知らせするためには再びGoogle Search Consoleを使います。
Google Search Consoleの「URL検査ツール」を使うことでGoogleクローラーに能動的なクロールを促すことが出来、早くリライトの結果が検索順位に反映される傾向にあります。
手順としては以下の通り。
①URLにインデックスを促したいページのURLを入力する
まず、以下の画像のようにGoogle Search Consoleの上部にあるURL入力欄にインデックスを促したい記事のURLを入力します。
すると以下のようにGoogleがインデックス情報を調べてくれます。
この作業は少し時間がかかる場合があるので気長に待ちましょう。
③インデックスをリクエストする
最後にインデックスをリクエストをクリックすればOKです。
あとは記事が検索エンジンにインデックスされるのを待ちましょう。
本来いつGoogleのクローラーがウェブサイトに来るかは分かりませんし、受動的なものとなってしまうのですが、「URL検査ツール」を使うことでこちらから「記事を更新したからクロールしてね」とGoogleに伝えることが出来るのですね。
こちらの記事でも詳しく記載しておりますのでよければご覧ください。
まとめ
本日はブログのリライトに関する記事でした。
ブログは定期的なメンテナンス、リライトをすることで品質の良い記事を世の中に安定して提供することが出来ます。
慣れないうちは
リライトって言ったって何すれば良いか分からないよ
と思うかもしれませんが、自分が違和感を覚えるところから修正加筆していくだけでも記事はきっと良くなるはずです。
まずは思ったところから始めてみればOKですよ。
それではまた次の記事でお会いしましょう。