「SEOについて勉強したいけど何からしたらいいのかな。」
「そもそもSEOってなんなのかな。」
「具体的なSEOの手法についても知りたいよ。」
本記事は上記のような質問、お悩みについてご回答していく記事となっております。
記事の信頼性
はじめまして、しのと申します。
この記事を書いている僕はブログ歴1年半、月間PVは約30000PV、月間収益は50,000円、SEOで検索上位1位を約40件獲得(2024年3月時点)。
このような結果が記事の一定の信頼性の担保になると考えております。
SEOとは
ではまずSEOとは何かを見ていきましょう。
SEOとは
SEOとは「Search Engine Optimization」の略称で日本語にすると「検索エンジン最適化」といいます。
具体的には自分のWebサイトの内容を、Googleなどの検索エンジンに理解しやすいように最適化すること、自分が伝えたい情報をユーザーにきちんと届けられるように検索エンジンが理解しやすいように最適化することです。
つまり、SEOとは「検索エンジン最適化」のことで、WEB上に公開した記事やサイトの検索順位を上げるための施策のことをまとめてSEOと言います。
SEOには細かいところをあげると数えきれないほどの数の施策がありますが、本記事ではポピュラーな施策をピックアップしていきたいと思います。
結論:読者のためを考えた記事執筆がSEOの本質です
まずSEOの本質ですが、SEOの本質は「読者のためになる記事を書くこと」です。
乱暴な言い方にも見えますが、究極のSEOは読者のためになるコンテンツを作ることなんですね。
なぜ読者のためになるコンテンツがSEOになるの?
なぜ読者のためになるコンテンツを作ることがSEO対策の本質かということについてですが、Googleは検索エンジンに広告を表示させて、その収入で利益を得ています。
そのため、できる限り多くの人に検索エンジンを使って欲しいのです。
ただ、Googleで表示される検索結果が検索する人の意図とずれているものばかりだったらどうでしょうか。
誰もGoogleを使わなくなりますよね。反対に検索意図がしっかり反映された記事がたくさん見つかれば「またGoogleを使おう」と思うはずです。
そのため、読者の方を向いていない記事というのはそもそも上位表示されないということです。
裏を返せば読者のためになるコンテンツ、記事を作れば上位表示されやすいということでもあります。
初心者が陥りやすい罠
検索エンジンは今やGoogleが群を抜いてシェアを取っています。
特に日本ではYahooもGoogleの検索エンジンを採用しているので、ほぼGoogleが検索の順位を決めていると言えます。
しかし、初心者が陥りがちな罠がここには潜んでいます。
それは、読者のことを考えるのではなく、「Googleが検索順位を上げてくれるようにSEOの施策をしてみよう」という思考です。
具体的にいうと、「キーワードをタイトルに入れすぎて日本語としておかしくなってしまう」などは典型的な例と言えますね。
後述するGoogleのポリシーを知っておく必要があるのですが、Googleは読者の為になるコンテンツを上位表示するというポリシーを明示しています。
なのでSEOをする際はGoogleの方ばかりを見るのではなく、あくまでユーザーファーストでコンテンツを作成することが大切です。
Googleのポリシーを知っておこう
では、ここでGoogleが明示しているポリシーについて見ておきましょう。
Googleは検索順位を決める上で、「Google が掲げる 10 の事実」というポリシーを掲げています。
少し長いですが、Googleが検索順位を決める上で重要な価値観を明らかにしてくれているので是非チェックしておくことをオススメします。
Googleが掲げる10の事実
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
2. 1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
3. 遅いより速いほうがいい。
4. ウェブ上の民主主義は機能する。
5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。
8. 情報のニーズはすべての国境を越える。
9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。
10. 「すばらしい」では足りない。
引用元:Google
詳しくはこちらに載っていますのでよければご覧ください。
残念ながら、基本的にSEOに関して「こうしたら検索順位が上がりますよ」という具体的な手法はGoogleからは発表されていません。
そのため、100%正解なSEOというのは無いのが現状ですし恐らくそれが今後発表されることもないのではないかと思います。
ただ、上記の10の事実の中にはSEOに関する施策をする上で重要な項目がいくつかあります。
例えば、「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。」や「遅いより速いほうがいい。」などがまさにそうですね。
「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。」はまさにユーザーファーストである事を明示していますし、「遅いより速いほうがいい。」に関してはサイトの速度のことと思われます。
このようにGoogleが大事にしていること、重要視していることを意識した上でコンテンツを制作することがSEO施策では必要不可欠となって来ます。
SEOで欠かせないE-A-Tとは
SEOではE-A-Tが欠かせません。
E-A-Tとは
・Expertise(専門性)
・Authoriativeness(権威性)
・Trustworthiness(信頼性)
のことで、専門性、権威性、信頼性が高い記事やウェブサイトは一般的に検索順位の上に上がりやすいと言われています。
ページの品質を担保するためにはE-A-Tが重要で、E-A-Tで優位な記事やサイトが上位に表示される傾向にあります。
誰しも、その道に一番詳しい人に話を聞きたいものですからね。
読者の疑問を解決することが大切
ブログは日記という意味合いがありますが、ブログに真剣に向き合いたい、ブログで稼ぎたいという場合は検索順位を上げること、SEO施策が欠かせません。
そしてその上で意識するべきことが「読者の疑問を解決することが大切」ということです。
例えばですが、以下のような記事があったとします。
今日は○○さんとAという場所に行った。ご飯も美味しかったし、夜景も綺麗だった。また行きたいなあ
極端な例とはなりましたが、こういった日記のような記事を読んで喜んだり楽しむのは誰でしょうか。
恐らく友人や周りの人だけだと思います。
なので、稼ぐためのブログと、単なる日記とはそもそも最初のスタート地点から違うのです。
稼ぐ為には、ブログの検索順位を上げ、リピート率を向上し、アクセスを増やして広告をクリックしてもらったりアフィリエイト記事から商品を購入してもらう必要があります。
そしてブログではなにより、読者の疑問を解決することが重要という事を覚えておきましょう。
記事のキーワードを決めよう
SEOを行う上で、記事のキーワードを選定するステップは非常に重要な部分です。
この部分がずれるとその後の全ての行程も全てズレてしまい、SEOの効果が低くなって行きます。
具体的なブログ記事のキーワードの選び方についての記事をご用意しましたので見ておきましょう。
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あわせて読む【2022年版】ブログ記事のキーワード選定方法【選ぶコツを1から解説!】
続きを見る
アフィリエイト記事はほどほどに
アフィリエイトとは、商品をブログ内で紹介し、そのクリックしてくれた先で読者が購入してくれたら紹介料としてマージンとなる金額がサイト運営者に入るというビジネスですが、アフィリエイト記事を乱立させるのは避けたほうがいいです。
これは読者目線であればわかる事ですが、
商品を買って欲しいな
という感じがブログ記事全面から出ていたらどうでしょうか。
正直少し引いてしまうのではないでしょうか。
そのため、アフィリエイト記事を大量に投稿するのはオススメしません。
これはリアルな営業でもそうですが、商品を売る為には「信頼の積み重ね」が欠かせません。
先のE-A-Tの部分にもありましたが、信頼される記事かどうかというのはSEO的な観点から見ても非常に重要です。
アフィリエイト記事を連発するのではなく、まず読者から信頼されるような記事をしっかりと投稿し、ファン読者を増やしていく事をオススメします。
長文がSEOで効果的とは限らない
これもよくある誤解ではあるのですが、だらだらと長文を書くことは有効な施策ではなくなって来ています。
なくなって来ていますということはつまり昔は有効な時代がありました。
しかし時代も移り変わり、Googleも先に紹介した価値観を大切にしています。
読者は「疑問を解決したい」のであって、「長文を読みたいわけではない」ということですね。
一つのことを突き詰めて詳しく書いて行った結果長文になることは問題ありませんが、だらだらと内容のない長文を書くことは有効なSEOとは言えません。
大事なポイントは「文字数」ではなく、「情報の網羅性」と言えます。
視覚的な部分も重視しよう
SEOでは、読者の視覚的な部分にも注意を十分に払いましょう。
このブログもそうしているのですが、文章と文章の間は極力詰めすぎないほうが良いです。
文章を詰めすぎると読みづらく、読む気も失せますよね。
また、画像や動画、テキスト用のボックスも使うとより視覚的にもわかりやすく情報を伝えることができます。
重複とはなりますが、肝心なことは「読者は文章を読みたいわけではない」ということですね。
また、画像にはaltタグというものを設定できますが、これを設定することでGoogleのクローラー(Googleによる、サイトを閲覧する機械)に「この画像が何の画像か」を伝えることができます。
クローラーは画像を見ても何の画像か理解できませんが、altタグを設定しておくことで何の画像かを理解することが出来、検索順位にも影響すると言われています。
altタグは、WordPressであれば投稿画面の右手にあるメニューから設定することが出来ますので、必ず設定しておきましょう。
Google Search Consoleに登録しよう
SEOを行う上で、分析ツールの導入は必須です。
分析ツールがないと、地図が無いまま航海をしているようなもので、数字的なことも分からず改善なども出来ないからです。
その上で、Google Search Consoleは非常に重要な分析ツールの一つです。
以下の記事でGoogle Search Consoleの使い方について詳しくご説明していますのでご覧ください。
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あわせて読む【2024年版】Google Search Consoleとは?導入方法や使い方を解説
続きを見る
SEOを学ぶためのオススメの書籍
わたし自身SEOは書籍でも学んでいます。
ネットの記事や動画なども参考にしますが、書籍は体系的にまとめて知識を得ることができるため、初心者の方は書籍も何冊か読まれることをお勧めします。
こちらはSEOのためのライティング講座として有名な一冊です。
SEOを学ぶための1冊目としてお勧めです。アメコミ風の漫画っぽい仕様になっており、非常に読みやすいのが良い所。
ポイントポイントでは活字による解説も入っており、物語の中での内容の詳細な説明もされるためわかりやすいです。
SEOについて勉強したいけどどの本から読めばいいか分からないよ
という方は手に取ってみてください。
SEOは一つ一つの積み重ね
ここまで自分で出来るSEO対策について見てきました。
SEOはこれらの一つ一つの積み重ねで結果に繋がりますが、中々すぐには結果が出づらいものです。
そのため、PDCAを常に回しながら、根気強くサイトを改善していく動きが重要になります。
なかなか結果が出ず、挫折してしまう人も多いSEOですが、私も最初は何も分からない状態から初めて検索1位を複数取ることが出来るようになるまでになりました。
全然成果が出ないと絶望してしまいますが、絶望の先に光があるといつも思いながら頑張ってます。笑
今回の記事が少しでもSEOを勉強している方にとって参考になれば幸いです。
それではまた次の記事でお会いしましょう。