今の仕事を続けながら転職活動するのって大変だなあ。今の仕事に行くのも辛いし・・・。いっそ辞めてから転職活動しようか。でも辞めてからだとリスクもありそうだしどうしたら良いのかなあ。
本日は上記のような悩みや疑問にお答えします。
今の仕事を続けながら転職活動をするべきか、辞めてから転職活動をするべきか、賛否両論が分かれるところではありますよね。
ご自身の状況によって取るべき方向性は変わってくると思いますが、この記事では両方のメリットとデメリットを出しつつ結論を出したいと思います。
記事の信頼性
この記事は転職活動を今まで2回行い現役WEBエンジニアとして勤めるしのが執筆しております。
僕自身、転職活動でかなり苦労した経験があり、同じような経験をする人が少しでも減れば嬉しいなという気持ちで本記事は執筆しました。
結論
早速ですが結論です。
結論としては、「辞めずに転職活動した方が良い」です。
理由としては、ずばり「焦りが生まれ、精神的にかなりしんどいから」に他なりません。
退職後に転職活動を始めると、当然転職活動中は給料が発生しません。
そのため、収入が途絶えてしまい、「早く転職先を決めないと」と焦ってしまうんです。
さらに人間焦ると物事の判断を間違えたり、安易な方向へ向かってしまいがち。
先走った判断はNG
更に転職活動は人生の大きなイベントですよね。
何かしら今の状況を変えたくて転職を決意する人が多いのではないでしょうか。
しかし焦りから先走った判断をしてしまい、今よりひどい状況になってしまう事も十分にあり得ます。
そのため、半年〜1年位働かなくても遊んで暮らせるくらいの貯金があるなどの場合以外は在職中に転職活動する事をオススメします。
僕自身も過去にクビ宣告されたことがあり、その時は「転職先が見つからなければ職を失う」という状況だったので本当にしんどかったんです。
その時の話はコチラの記事に載せています。
ではここからは具体的に「辞める前に転職活動をするメリットorデメリット」と「辞めた後に転職活動をするメリットorデメリット」について深掘りしていきたいと思います。
辞める前に転職活動するメリット
まず、辞める前に転職活動することのメリットは以下です。
・精神的にも金銭的にも余裕を持って活動出来る
・長期的なスパンで活動出来る
・空白期間がないため面接官の印象が良い
先にも書きましたが、やはり在職中に転職活動するメリットは「精神的、金銭的な余裕」が生まれる事に尽きると思います。
よっぽど貯金がある場合以外、現職を辞めてしまうと収入が途絶えるため先々の不安がつきまといます。
また、収入が途絶える事が無いためある程度長期的なスパンで転職活動をする事が出来、転職先を選ぶ事が出来ます。
空白期間がない事も面接官としては良い印象を持ってもらえるはずです。
辞める前に転職活動するデメリット
では逆に辞める前に転職活動するデメリットを見てみましょう。
・時間が無いため準備が大変。面接準備が十分に出来ない
・土日に面接を入れる事が多く、転職活動中は中々休めない
・引き留めにあう可能性がある
率直に言って、これらのデメリットと先程のメリットを比べてみてどちらを取るかというお話だと思います。
確かに転職活動中は中々肉体的にも精神的にも休めなかったり、準備にかける時間が少なくなってしまいがちですが、それと収入が無い不安と天秤にかけてどちらが良いでしょうか。。
僕は収入が無くなる不安を一度経験してるので「2度とあんな経験はしたくない」というのが正直なところですね。苦笑
引き止めにあう可能性もありますが、そこは上司や先輩を納得する理由をお伝えするのがオススメです。
待遇面や条件面、業務内容を理由にしてしまうと「じゃあこちらでも検討するから」と言った具合にズルズルと転職する期間が延びてしまう可能性もあります。
「別でやりたいことがある」などはポジティブかつ今の職場ではどうにも出来ないことである可能性が高いためオススメの理由です。
辞めた後に転職活動するメリット
次に辞めた後に転職活動をするメリットについてです。
・時間に余裕があるため準備に時間や労力をかけられる
・面接などのスケジュール調整がしやすい
・今の仕事の環境からいち早く脱する事ができる
辞めた後に転職活動をすると時間が十分にあるため、準備などにしっかり時間を割けると思います。
また、時間に余裕があるため面接などのスケジュールなども調整がしやすいのもメリットですね。
もし
今の仕事が辛くてしょうがない・・・一刻も早く辞めたい
という場合は無理せず辞めてから転職活動をするのも有りだと思います。
ただその際に、「なぜ今の環境が辛いのか」という点を自己分析しておいた方が良いと思います。
なぜなら、辞めたい理由が「次の職場でも起きる可能性がある事」である場合は今の職場で頑張って乗り越える事でが自分の未来につながる可能性があるからです。
例えば、職場の価値観や上司との相性などが理由である場合、「自分は合わない」と決めるのは簡単ですが、そこをどうやって乗り越えるかが自分の成長にも繋がったりします。
でも無理は禁物。
一番大事なのは自分の心と体なので、バランスを大事にしてくださいね。
辞めた後に転職活動するデメリット
最後に辞めた後に転職活動をするデメリットに関してです。
・仕事が無いため収入が途絶える可能性がある
・焦るため正確な判断がしにくくなる
・お金が無くなる
上記に関してはこの記事で既にお伝えしている事ではあるのですが「お金」という大きな問題がデメリットになります。
必要以上のお金がいるかどうかは人それぞれですが、誰しも「先立つ物」が無いと不安になるもの。
実家暮らしなら食べて行くことはできますが一人暮らしや所帯持ちなどであれば「辞めた後に転職活動」するのは選択肢としては基本的に無しなのではないかなと思います。
余裕を持った転職活動を
ここまで転職活動の進め方について、それぞれのメリット・デメリットについて見てきました。
僕の経験上、やはり余裕を持った転職活動をオススメします。
収入が途絶える可能性がある中での転職活動はまさに「地獄」でした。
無理をしたくなくても無理をしなければいけず、体も心もボロボロになってしまいました。
辞める前に転職活動をするデメリットもありますが、メリットと比べると俄然余裕を持った転職活動をできる方を選ぶべきだと僕は思います。
それではまた次の記事でお会いしましょう。