はあ、明日のスピーチ嫌だなあ。人前で喋るのって苦手なんだよなあ。
失敗したり噛んだりしたらどうしよう。うまくしゃべれるかなあ。
あー心配で中々寝れないよ。あ・・・もうこんな時間だ。。。
本日は上記のようなお悩みを解決します。
早速ですが人前で話すことは得意ですか?
この記事を見に来られているということは人前で話すのが苦手な方でしょうか。
僕は「めちゃくちゃ苦手」でした。
噛んだり、吃るのはよくあることで、手足が震えたり、頭が真っ白になって大人数の前で赤っ恥をかいたこともあります。
しかし、今回ご紹介する思考法を取り入れた結果、今はあまり気にせず話せるようになりました。
一朝一夕で手に入るテクニック的なお話ではありませんが、今回ご紹介する思考を持って臨めば徐々に慣れてくるはずです。
というわけで今回の記事の内容です。
記事の内容
・上手く喋ろうとしなくていい
・誰もあなたの話を覚えていない
・失敗しても死ぬわけじゃない
では上記の内容を深掘りしていきましょう。
上手く喋ろうとしなくていい
まず前提としてなのですが、「上手く喋ろうとする」必要はありません。もし司会業やタレントさんなど、人前で話すことをお仕事にされている方であれば別ですが、日常生活をしていて人前で話す機会はそれほど多くありません。
人間は慣れていないことをすると緊張するものです。
なので上手く喋る必要はないんです。いかがでしょう。これだけでも気持ち楽になりませんか?
そして緊張したり不安に思うということは「人前で話すことを真剣に考えている」ことの裏返しに他なりません。
まあスピーチとかなんとかなるっしょ。適当でいいや
という思考の方もおられるので、物事に真剣に向き合っている方は素晴らしいと私は思います。
もちろん「なんとかなるでしょ」という考えも必要で、あまりにガチガチに考えすぎもいけませんが真剣に考えるからこそネガティブな感情が出てきたりする事はよくあります。なのでまず真剣に考えている自分を褒めてあげてくださいね。
その上で、上手く喋ろう、良い話をしようとしすぎない事です。
喋り慣れていないのにいきなり人前に出て良い話なんてできるわけありません。たまにそういうことができる天才な人もいますが一握りでしょう。
背伸びしすぎず、自分の思っていることを落ち着いて話せば大丈夫です。
皆、話を聞いている人も緊張するのは分かっているんです。それで失敗していじってくる奴がいればそいつは相当性格が悪いので相手にしなくて大丈夫です。笑
誰もあなたの話を覚えていない
これは怒られるかもしれませんが、気持ちを楽にしてもらうために敢えてお伝えします。ずばり、
誰もあなたの話を3日後には覚えていません
ということです。
例えば、上記のツイートのように毎日朝礼があるような会社であれば、3日前に朝礼でスピーチした人の喋った内容って覚えてますでしょうか。
・・・覚えてない人も多いのではないでしょうか。笑
つまり、その瞬間は確かに聞いていますし、覚えてはいるんですけども人ってその瞬間が終われば忘れていくんですよね。
なのでそこまで肩肘張って意気込んだりしなくても大丈夫ですよ。
私の経験則では、自分が信頼する上司とか、尊敬する先輩とかの話でグッとくるものがあれば後々覚えているかもしれませんがそれ以外は9割忘れます。笑
薄情に映るかもしれませんが、まあ人間そんな感じですよね。
失敗しても死ぬわけじゃない
3つ目の思考法は「失敗しても死ぬわけじゃない」です。
そんな大げさな、と思われるかもしれませんが、大勢の前で話すことが苦手な人は、「本当に嫌」なんですよね。1週間前くらいから憂鬱です。苦笑
でも大丈夫です。失敗しても死ぬわけでも食べられるわけでもありません。
冒頭にもお伝えしましたが、不慣れな事は不慣れな事と受け入れて、「ま、誰も日後には覚えていないし死ぬわけでもないから気楽にやろっかな」くらいにまで思えるようになったら素晴らしいです。
失敗は経験になる
もし失敗しても大丈夫です。失敗は経験になりますし、そういう場合はPDCAを回していけばいいだけです。
私も過去に100人以上の前で話をして赤っ恥をかいた過去があり、その記憶は今思い出してもまくらに顔を埋めたくなるようなものですが(笑)、その失敗があったからこそ「あの失敗は二度とするまい」と思えて成長に繋がったなと感じています。
なので失敗したらむしろ「やったー!成長につながるー!」くらいに思っておくと良いのではないでしょうか。私はそう思うようにしています。
ただ失敗してくよくよするな、と言いたいわけではありません。くよくよする時間って大事。自分の中で逡巡して、自分を取り戻そうとしているわけですから。
失敗してそんなにすぐ気持ちなんて切り替えられないです。
数日後、数週間後、数ヶ月後でもいいので自分の失敗経験を「あれがあったから成長できたな」と思えるようになると良いですね。
注意点:相手がどう思うかは考えよう
最後に一つだけ注意点があります。
それは、話の内容を聞いて「相手がどう思うかは最低限考えた上で発言しよう」ということです。
当たり前ですが、誰か特定の人が不快に思ったり、傷つけたりするような事は言わない方がベストです。
ポイントとしては「聞いた人がプラスになる事を意識する」という一点です。
どんな事でも構わないですが、周りの人が聞いて元気になったり、得したなって思えたりする事を話すと良いと思います。
どう話すかより何を伝えるかが大事ということです。吃っても噛んでも良いんです。
ただ何を話すかは事前に準備しておくようにしましょう。
かのイチロー選手は誰よりも準備に時間を割いていたといいます。試合前のストレッチや練習はもちろん、1日のルーティンや食べるものなど、全て試合に全力で取り組むためのものだったようです。
どれだけ話すことが苦手でも、準備をする事は誰にでも出来ます。
話す内容を考えたり、話す練習をしてみたり。台本を用意するのも大事ですね。
苦手な事を苦手のまま置いておかず、どうすれば克服できるか、試行錯誤するってすごく大事だなと思います。
それではまた次の記事でお会いしましょう。